オデッセイハイブリッドは長い下り坂を下っていくときに走行用のバッテリーが満充電になってしまう場面があります。
普段の街乗り走行では走行用バッテリーが満充電になることはないんですが、山間部で長い下り坂を下って行くと走行用バッテリーが満充電になってしまいます。
山間部走行が頻繁にあると、満充電になることも多くなってしまいます。走行用のバッテリーが満充電になると、回生ブレーキが効きにくくなり、坂道を下る時にフットブレーキが必要な機会が増えることと、燃費の伸びが悪くなるっていうことです。
だから長い下り坂に入る前にバッテリーを少しでも消費しておいて、長い下り坂に入ることで満充電になる時間を少しも遅らせるようにします。
エアコンをLOに設定してバッテリーの消費をあげると満充電は防げるか
長い下り坂を下って行く時は放電することはなく常にバッテリーが充電されていく状態です。エンジンもかからないし、回生ブレーキが効いてくれてる時は適度に速度を落としながら下ることができるので、燃費的にも走り的にも快適です。
だから満充電になるまではいいんですが…。満充電になるとエンジンの回転数があがり、手元の瞬間燃費計では燃費が伸びなくなってしまいます。
それを防ぐためにバッテリーの消費を増やしたいので、エアコンをLOにして長い坂道を下っていくとバッテリーの消費を増やすことができるのか実験。
試してみたのはいぜんECONをONでどこで満充電になって燃費はどれぐらいか…っていうのをテストしたコース。大阪北部にある野間峠を走りました。
野間峠の山頂付近で走行用のバッテリーがなるべく少ない状態にして、坂の頂上付近でエアコンをON一気のLOにします。
ECONをOFFにするの…。忘れました^^;
エアコンを最大にして長い坂道を下った結果、走行用のバッテリーを減らすことができたのか
エアコンをLOにして長い峠の坂道を下り続けましたその結果は動画の中でお伝えしていますが、途中の燃費はエアコンをONにしている方が伸びました。
そして、バッテリーが満充電になるまでの時間もエアコンをLOでかけているときのほうが長くなりました。
ただ、坂道を下ってきた最後の方には満充電になりエンジンがかかった状態が続き、最終的な燃費に大きな差はありませんでした。
この結果を踏まえて…。夏の暑いときエアコンをつけて走る時は、長い下り坂で一気に室内を冷やしてしまい、平地に戻ったらエアコンを緩めるなどすると僅かですけど燃費の向上にはつながりそうです。
街なかを走っている時は使えない技ですが、山間部を走ることが多かったり、旅行に行った時に山間部を走るなんていうときには試してみてください。