タイヤ交換の時期になったらかならず使うのがトルクレンチ。適正な強さでボルトを締めておかないと走行中にタイヤが外れてしまう可能性があります…。
トルクレンチは購入しているのでタイヤ交換のときはトルクレンチを使っていますが今年はオートバックスで購入したBALのトルクレンチが壊れてしまったので…。エーモンのトルクレンチを購入することにしました。
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オートバックスで購入したトルクレンチは駄目だったのか
オートバックスで購入したBALというメーカーのNo.2059トルクレンチは価格が安かったので購入しました。今オートバックスのサイトで価格を確認したら4980円です。
僕が購入したのは随分昔なので、もう少し価格が安かったように思います。
このトルクレンチのいいところは、低価格で17・19・21mmソケットが付属していることです。これを買っておけばタイヤ交換で適正トルクで締めることは難しくありません。
ただ…。安価の工具になるのでどこまでの精度が出ているのかは不明です。このトルクレンチを8年ほど使っていましたが…。壊れました。
タイヤ交換している最中にトルクレンチのネジがなくなってしまい、ボルトを止めることができなくなってしまいました。
夏・冬のタイヤ交換にしか使いませんが、8年ほど使っていたので耐久性がなく壊れてしまうのは仕方がないのかもしれません。工具が壊れれるのは初めての経験だったのでびっくりしましたが、安物なので仕方がないと諦めました。
KTCの工具は高すぎるのでエーモン工業のトルクレンチを買うことにした
オートバックスで同じものを買ってもよかったのですが、また壊れたら嫌だったので今回は少し値段の高いものを買うことにしました。
精度を求めるのであればKTCの工具が正解なのでしょうが、価格が高すぎるので夏・冬のタイヤ交換しかしない僕には高級品すぎるので、エーモン工業のトルクレンチを買うことにしました。
エーモン工業のトルクレンチでも10,000円を超えるので価格は高かったですが…。
BALのトルクレンチとエーモン工業のトルクレンチの違いは…
- 締め付けトルクの範囲 (BAL:30~180N・m エーモン:30~210N・m)
- ソケットが付いていない(エーモン工業は別売)
- エーモンの方が質感は高い
- エーモンの方が実際に使ったときのあそびは少ない気がする
- エーモンは精度の誤差に校正証明書がついている
エーモンはソケットを別で買わないといけないのでさらに高くなります。ナットのサイズに応じて購入しないとダメなので、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤのボルトのサイズが違うと違うサイズを用意する手間とお金がかかります。
タイヤ交換にトルクレンチが必要な理由
トルクレンチは、ボルトやナットを正確なトルクで締め付けるための専用工具です。締め付ける際に設定したトルクに達すると「カチッ」と音がするものや、指示されたトルク値に達するとハンドルが回らなくなるタイプなどがあります。
安全性の確保
タイヤのナットが緩すぎると、運転中にタイヤが外れる危険性があります。逆に、過剰に締め付けるとボルトが損傷する恐れがあります。トルクレンチを使うことで、適切な力でナットを締め付け、安全性を高めることができます。
均等な締め付け
すべてのナットを均等に締め付けることが重要です。不均衡な締め付けは、タイヤの不均衡な摩耗やブレーキの問題を引き起こす可能性があります。トルクレンチを使用すると、ナットを均等な力で締め付けることができます。
部品の保護
過剰な締め付けは、ボルトやナットだけでなく、ホイール自体を損傷することもあります。トルクレンチを使用すれば、部品を適切な状態で保持し、長期間にわたって部品の寿命を延ばすことができます。
タイヤ交換は、単なるナットの締め付け以上のものです。正しいトルクでナットを締め付けることによって、安全性を確保し、車の性能を最大限に発揮させることができます。トルクレンチは、この作業において欠かせない工具です。
最後に
安価で済ませるのであればBALのトルクレンチを購入すればいいと思います。実際に使ってみて壊れるまでは不便を感じたことはありませんし。
タイヤ交換時期にタイヤが外れる事故が目立っていましたし、DIYでタイヤ交換を行う場合はトルクレンチを購入しておくことをおすすめしておきます。
タイヤが外れたら最悪なので。