S660のモデューロＸのオリジナル装備の１つに５段階の減衰力調整付きのモデューロサスペンションがあります。
これはモデューロでは売られていないXの専用品。
モデューロＸを購入すれば最初から減衰力の調整ができるサスペンションがついてくるのはかなり魅力的。
ただのりなれてくると減衰力の調整は２か３で固定されてしまいました。
乗り心地よく走りたいときは２。ワインディングを気持ちよく走りたいときは３みたいな設定にしていましたが、その調整も面倒になってきてほとんどの場合は減衰力の調整を３で固定していました。
３だったらそこまで固くもないし、ワインディングも気持ちよく走ることができるしちょうどいい感じでしたので。
２にしていると乗り心地はいいんですけど、ワインディングはすこし沈み込む感じが強く感じるので気持ちよく走るには僕的にはもう少し硬いほうが好みでした。
乗り慣れてくると数値を変えるということはなくそのまま乗っていましたが、先日YouTubeのコメントで前後の減衰力を大きく変えると面白い！っていうのをいただきました。
そういえば前後を変えるっていうことは考えてなかったなと思い、試してみることにしたんです。
グランツーリスモとかのゲームだったら前後の減衰力の硬さ変えるのに、実車だと４輪とも同じがいいと思ってました^^;
気持ちよく走れるワインディング・ロードにやってきて極端に前後のダンパーの硬さを変えて走りを体感してみることにしました。
最初はフロント５ リア１
それが終わった後に同じ道をフロント１ リア５
の設定で走ってみました。
どっちが自分好みだったかというと、フロントが硬いほうが自分の好みでした。
MR車のセオリーはフロントを柔らかくして、後ろを固くするとうことみたいです。
MR車は後ろを柔らかくするとカーブのときにオーバー気味になるようで、リアは固くするほうがいいとネットには書いてありましたが、S660のモデューロＸに僕が乗った感覚では前が硬いほうが曲がりやすかったです。
前が固くて後ろが柔らかいと後ろがぐっと沈んでリアタイヤが仕事している感じが伝わってきました。
前後同じ硬さにしていても、リアタイヤはしっかりと仕事をしているんですが、僕の感覚では感じることができず、前後差をつけて感じることができました。
逆にフロントを柔らかめにすると曲がり始めが少し緩やかになるような感じがしました。そして後ろ側が沈んでいるなっていうのが感じにくくなりました。
実際のところはあまり変わりないのでしょうが、感覚的にはハンドルを気持ち多く切りなくなる感じでした。
フロント硬めの方がすっと車の向きが変わるような感じがしてフロントが硬い方が好みでした。
スポーツカーに乗るのはS660が初めてで、減衰力の設定を変えるだけで感覚的にわかるのか不安でしたがわかりました。
減衰力の設定を変えてワインディングを軽く走るレベルでも違いは本当によくわかります。
設定を変えることができるのに使わないのはもったいないので色々と試して見ようと思いました。
