最近後期型が発売されたこともあってオデッセイの記事が車関係の情報サイトに乗る機会が増えました。
また、それだけではなくいろいろなメディアで取り上げられることもありヤフーニュースでも記事があがるなど売れる売れないは別にして少しは話題になってるんだなって思います。
ヤフーニュースは色々と書き込みがされていて否定的な意見も多く書かれていますし、RC型はオデッセイと名乗るべきではなかったのでは?っていう意見まで出てきています。
完全に個人的な意見とはなりますが、RC型はオデッセイと名乗るべきではなかったのか感じたことを書いていきます。
RC型になってミニバンの機能が充実した
オデッセイといえば走りのいいミニバン。全高が低くスタイリッシュで室内が広くてミニバンとしての役割を果たしつつも走りはピカイチというミニバンでしたよね。
4代目のRB型では1,545-1,565mmと全高が低くなり、RB型は立体駐車場にも入るミニバンとして、底床・低重心・走りのいいミニバンとしてのオデッセイになりました。
それが5代目のRC型に変わって全高はこれまでのモデルで一番高く、スライドドアが装備され、セカンドシートはゆったりと過ごせるプレミアムクレードルシートを装備。
サスペンションもこれまで採用されていてダブルウィッシュボーンからマクファーソンストラットに車軸式となりました。
走りを重視するミニバンなのにダブルウィッシュボーンじゃなくなったのは否定的な意見も多いようですね。
書き込みの中にはサスペンションがダブルウィッシュボーンじゃなくなったのにオデッセイと名乗るべきでないとまで書かれてました…。
ダブルウィッシュボーンでなくなりましたが、省スペースで重量が軽くするトーションビーム式のメリットもあるわけで、RC型のオデッセイでは仕方がない部分ということなのかもしれません。
足回りが変わって走りのミニバンじゃなくなったわけではない
サスペンションが変わって走りがイマイチのオデッセイになったのかっていうとそうでもないと感じています。
RB型と比べると全高も高くなり足回りも変わっているわけなので、走りはRB型の方がいいと思います。
ただRC型は全高を高くしてスライドドアを装備して、ミニバンとしての機能を充実させた上での走りと考えると悪くないです。
カーブを抜けて行くときにオデッセイの重量感(ハイブリッドに乗ってるので余計かもしれませんが…)を感じることはありますが、気持ちよく抜けて言ってくれます。
ミニバンの中では一番走りがいいといえると思います。
ミニバンの機能が充実して家族がいるとRC型は悪くない
子どもが小さかったり、高齢の両親を乗せることを目的にミニバンを買うと思いますが、ミニバンは多人数乗車ができるだけではなく乗り降りがしやすいのがありがたいです。
スライドドアの通り道が外観にできてしまうので、見た目的に気になるかもしれませんが、やっぱりスライドドアはある方が便利です。
開口が広くひろがるので、3列目の移動もしやすいですし、子ども抱えて荷物乗せるということもやりやすいですし、
狭い駐車場に停めてもスライドドアで明けやすくて乗り降りもしやすというメリットがあります。
若い世代だけだとヒンジドアでも悪くはないんですが、色々な年齢構成の家族が使うとやっぱりスライドドアはあったほうがいいです。
さらに全高があがり低床のオデッセイの室内空間は見た目よりも広く感じます。
天井の高さも十分だし、座っていても圧迫感を感じることはありません。
RC型になっても走りのミニバンであるのにはかわりません。
RC型になってもオデッセイの良さはちゃんと残していると思う
RC型は全高が低くてスタイリッシュでダブルウィッシュボーンを装備したオデッセイではなくなってしまいましたが、
スライドドアやプレミアムクレードルシート・ゆったりとした室内空間を手に入れて、走りは妥協しないミニバンなのは間違いありません。
たとえRB型のように走りをベースにしたミニバンではないのかもしれませんが、RC型もミニバンの中では走りは本当にいいです。
ダブルウィッシュボーンではなくなっているかもしれませんが、走れるミニバンというコンセプトは踏襲されているのではないかと思います。
販売台数を見ていると時代にあったミニバンになりきれていない感は否めませんが、走りが素晴らしい、ミニバンとしての機能も充実しているオデッセイとしてふさわしい進化だと思ってます。
今までと違うかもしれませんが、素晴らしいミニバンでありオデッセイの素晴らしい進化。僕はRC型のオデッセイが大好きです。