オデッセイハイブリッド前期型を中古で買うときに知っておきたいこと

オデッセイハイブリッドを購入しようと思っても新車で購入すると本当に高いですよねー。

後期型でEXグレードを購入して、それなりに必要なオプションをつけていたら500万円を超えます…。

オデッセイハイブリッドがいいなって思っても高くて購入することができないって思うんですが、一番価格がこなれて書いやすいのは前期型のハイブリッドです。

ホンダの認定中古車店のU-selectで価格を調べてみると、アブソリュート・70,000km以上走行しているもので、支払総額が250万までで購入することができます。

30,0000km~50,000kmだと250万円~300万円の間でも購入することができます。

安い価格ではありませんが、新型を新車で買うことを考えると半分程度の価格でオデッセイハイブリッドを購入することができます。

中期型でも走行距離50,000km程度のものであれば300万円前半で購入できるものもあるので、前期型が絶対安いというわけではありませんが、中期型よりも30万円~50万円程度は安く買うことができます。

前期型のオデッセイハイブリッドがその他の年式のオデッセイハイブリッドと比べて装備が充実しないことを書いていきます。

前期型のオデッセイハイブリッドにはノーマルとアブソリュートがある

後期型にはなくなってしまったノーマルのハイブリッドですが、前期型のオデッセイハイブリッドにはノーマルモデルとアブソリュートの2種類があります。(中期型もです)

ノーマルとアブソリュートの大きな違いは装備品の違い、ホイールサイズの違い、サスペンションの違いがあります。

ノーマルのハイブリッドはホンダセンシングがついていなかったり、ETC・インターナビがついていなかったり、パワースライドドアが左側だけだったり快適装備が充実していません。

ノーマルのハイブリッドを選ぶ場合でもEXパッケージやアドバンスドパッケージがついているものがおすすめです。

EXパッケージやアドバンスドパッケージとは

アドバンスドパッケージがついていると

  • ホンダセンシング
  • インターナビ
  • マルチビューカメラシステム
  • スマートパーキングアシストシステム
  • 両側のパワースライドドア
  • アウターウェルカムランプ

EXパッケージがついてると

  • ホンダセンシング
  • LEDアクティブコーナリングライト
  • ブラインドスポットインフォーメーション
  • トリプル・ゾーンオートエアコン

それぞれの装備がついてきます。アドバンスドパッケージとEXパッケージの療法が装備されていると両方の装備がすべてついてくるということになっていました。

アブソリュートではないハイブリッドを選択する場合はこの2つの装備がついている方が使い心地はより良いものとなります。

どちらのパッケージもついていないとホンダセンシングがついてこないのでおすすめはできません。

アブソリュートがおすすめ

乗り心地重視だとアブソリュート専用サスペンションが入っておらずホイールが16インチのノーマルのオデッセイハイブリッドのほうが快適です。

ただアブソリュートのほうがノーマルモデルを購入しても装備が充実してますし、サイドカーテンエアバッグが標準装備だったり、17インチホイールで見た目もいいです。(好みにもよりますが…)

EXパッケージがついていると1500Wの電源付きのコンソールボックスがついていたり、大型のアームレストもついてきます。

内装の木目調も黒で落ち着いています。乗り心地が嫌でなければアブソリュートがおすすめです。

前期型がその他のモデルに比べて他とは違う部分

オデッセイハイブリッドの前期型は最初に発売されたハイブリッドなので、他とは劣る部分がそれなりにあります。

ホンダセンシングのACCに渋滞追従機能はついてない

オデッセイハイブリッドの前期型についているホンダセンシングはセンシングのかなり初期型のものがついています。

渋滞追従機能はついていないので、30km/hまでしかACCを使うことができません。

そして高速道路などで前車を追従しているときも速度制御などにぎこちなさが残ります。

ホンダセンシングがつくことで運転はかなり楽になりますが、渋滞追従機能などは中期型から付き始めたものなので、この機能がほしければ中期型を購入しなければなりません。

フォグランプはLEDではない

前期型のフォグランプは丸目でLEDではありません。中期型になるとLEDになります。

欠点になることではありませんが、中期型以降はLEDなので、LEDと思ってたのに…ってなるかもしれませんねー。

ただフォグランプはLEDでなくても十分に使えますけどね。

セカンドシートの使い勝手が中期型・後期型と比べると悪い

7人乗りを選ぶと後席はプレミアムクレードルシートになりますが、前期型はこの使い勝手が悪いです。

中期型以降はプレミアムクレードルシートにドリンクホルダーがついてきますが、前期型にはついてきません。

飲み物どこおいたらいいの?スマホどこ置いたらいいの?ってなってしまい後付で小物を置くための何かを購入しないとだめというところが不便。

またセカンドシート用のドリンクホルダーもスライドドアの足元についているのですごく使いにくいです。

セカンドシートの使い勝手に関しての前期型の使い心地は悪いです。

またヘッドレストも中期型以降はサイドが盛り上がってもたれやすくなっていますが、前期型はのっぺらぼうです。

ナビのサイズは7インチ

前期型の標準装備のナビの画面は7インチと小さめです。大きめのサイズのナビがよければ中期型以降のほうがいいですね。

個人的にはナビのサイズはあまりきになりませんが、中期型の9インチのギャザズナビの車に試乗したときは、画面の見やすさに驚愕しました…。

できることなら中期型ぐらいのサイズのナビが使えるほうがいいですね。

それと前期型のメーカーオプションナビは解像度が低いのか、画面のあらさが若干目立ちます。

前期型のオデッセイハイブリッドでも十分満足できるグレード。でも充実してるのは中期型

価格を安く買うなら前期型がおすすめです。装備の違いがあったとしても、ハイブリッドシステムには大幅の変更はないので、

モーターのトルクフルな走りを楽しむことができますし、EVで走っているときはそれなりに静かに走ることができます。

ただホンダセンシング・プレミアムクレードルシートの快適性などを考えると中期型の方がおすすめ。

予算的に余裕があるなら中期型の購入がいいのではないでしょうか。