S660は車を最高に車を楽しむことにできる車。
背中にエンジンを載せて、リアタイアを駆動させるMR。前後の重量配分は45:55でフロントは軽いです。
カーブでハンドルを切ると気持ちよく曲がっていきます。フロントにエンジンがある車では感じることができない頭の軽さでカーブを曲がっていきます。
この気持ち良さはS660で味わうことができる最高のもの。
エンジンは660ccで車体も小さいですけど、排気量が小さくパワーが少ないからこそ踏み切ることもできますし、小さい車体だからこそ日本の道にジャストマッチ。
本当に心から楽しめる車です。
ただ、エンジンは後方にあり2シーター。実用性はなく本当に走るための車。だからこそ楽しい車。
そんな車なのでS660で仮眠を取ろうと思うと…。かなりきつい…。
シートのリクライニングはできるんですけど、ほとんど後ろに倒れることはありません。
体が安定するような形のシートになっているので、運転中はいいんですが寝るときはやっぱり辛い…。
シートを立てたまま寝るのは僕は辛いのでこれまでS660の中で寝るようなことはなかったんですが、ほとんど睡眠を取らず早朝からでかけたときのこと、高速道路を走っている最中に眠気のピークが…。
近くのパーキングエリアにS660を停めて寝ることにしました。
僕は眠たくてもなかなか寝付きが悪いので、普段乗ってるオデッセイハイブリッドでシートを最大限に倒してもなかなか寝付けないような感じ。
S660だとどうなんだろうと思って仮眠をとって見たんですが、やっぱりなかなか寝付けませんでした。
シートをなるべく前に出して、背もたれを倒せる角度をできるだけ稼いで…そうして眠ることにしました。
そうすれば1時間ぐらいの仮眠をとることはできました。本当に疲れたらどんな環境でも寝れるなって思いました。
ただ、眠る環境が変わるとなかなか眠れない僕みたいな方だとS660で長時間眠ることは僕は無理でした。
シートがフルリクライニングしないことを考えるとどんな人でもゆっくりと休むのは難しいですが…。
少しの仮眠をとるぐらいならS660のシートでもなんとかなりました。
S660で長い時間寝るためにはどこでも寝ることができるタイプにならないとだめですが…。