ドライブは、ただ目的地に到着することではありません。それは、新しい道を発見し、未知の風景に出会い、予期せぬ喜びを見つけることだったりもします。オデッセイハイブリッドでのドライブを通じて、そんなドライブの醍醐味を味わいます。

今回のドライブなんですが、当初の計画では伊根を目指していました。しかし、雨が振りそうだったの予定を変更しました。京都の舞鶴へと向かうことにしました。

目的地に囚われず、その瞬間瞬間を楽しむ。そんなドライブは、忙しい日常を忘れさせてくれる特別な時間です。

車窓から見える景色が次第に変わり、国道173号線を走り続けます。この道は大阪から京都府綾部までを結ぶ道路です。

兵庫県丹波篠山市の福住に寄り道

旅は予期せぬ発見の連続です。国道173号線を進む私たちの目の前に現れたのは、福住という小さな町。兵庫県丹波篠山市に位置するこの地は、かつて宿場町として栄え、今にその歴史を色濃く残しています。

「福住はただの通過点ではありません。ここには、江戸時代から続く日本の息吹があります。」車を停めその歴史的な町並みに向かいます。

2012年に国の重要な伝統的建造物群保存地区に選ばれたこの場所は、訪れる人々にとって時間旅行のような感覚を提供します。

歩を進めると、江戸時代の面影を残す家並みが続きます。旅人たちが賑わせた宿場町の風情は、現代においてもその魅力を失っていません。新しいお店が何軒も立ち並んでいて歩いているだけで楽しい場所です。

弁天の海上自衛隊カレーが最高だった!

舞鶴に行った目的は海自カレーを食べることです。海上自衛隊のレシピで作ったカレーが舞鶴の12店舗で食べることができます。

店ごとにカレーの味も違うのでどこのお店で舞鶴カレーを食べるのかも楽しみの1つです。

舞鶴への道中、海自カレーを求めて一軒のお店に足を運びました。このカレーは、第23航空隊のレシピのカレーを堪能することができる弁天というお店。

海上自衛隊の隊員たちが実際に食べているレシピに基づいており海上自衛隊の伝統とも言える特別な一皿です。

カレーがテーブルに運ばれてくると、その香りがすぐに空気を満たします。スパイスの効いた香りが食欲をそそり、一口食べれば、その深みのある味わいが口いっぱいに広がります。辛さと旨味が絶妙にバランスをとり、舌の上で複雑な味の層が重なり合います。

まるで、遠い海原での厳しい任務を乗り越える隊員たちの心のよりどころを表現しているかのようです。

コロナが流行る前は海上自衛隊の方もよくこられていたというお店の雰囲気は最高です。映画にも出てくるのではないかという最高の雰囲気。

お店の方はとても気さくなかたで談笑しながら、海自カレーを堪能します。この地域の人々と海上自衛隊との深い絆が垣間見えました。


海上自衛隊のレシピを使った海自カレーを食べることは舞鶴に行くことに楽しみの1つです。

今回行った弁天さんはお店の方が気さくでお店の雰囲気も最高。舞鶴という場所を堪能できる1つの場所であることは間違いありません。

舞鶴に行ったらぜひ弁天のカレーを食べに行ってみたください。