山陰海岸ジオパークの立岩の間近にある道の駅てんきてんき丹後

S660で行く道の駅めぐりは京都の道の駅をめぐっています。(2023年12月時点)京都の道の駅巡りは2日目。道の駅海の京都宮津→道の駅くみはまSANKAIKAN→道の駅丹後王国「食のみやこ」と回ってきて、丹後王国の近くにあるてんきてんき丹後に来ました。

道の駅てんきてんき丹後は京都の京都府京丹後市丹後町竹野に位置し、国道178号沿いにある道の駅です。弥生遺跡の上に建設され、遺跡から出土した土器などのモニュメントが設置された芝生公園があります。

道の駅てんきてんき丹後の名前が変わってる…。てんきてんきってなんだろう

「てんきてんき丹後」という名前の響きは、耳に残る不思議な魅力があります。

この名前は、毎年10月に竹野神社で行われる秋祭りの祭礼「竹野のテンキテンキ」にちなんで名付けられました。この祭礼は、収穫に感謝し、五穀豊穣を願う神事として長年にわたり継承されてきました。

祭礼では、羽織をまとった子供たちが太鼓を鳴らし、独特の掛け声を上げることで有名です。「コエカケコエカケハジメヨウ。テンキテンキ、ヒヨリヨイサ」という掛け声は、訪れる人々に古代から続く地域の文化を感じさせます。

竹野のテンキテンキは、竹野集落の子供たちによって伝えられてきた民俗芸能であり、京都府登録文化財にも指定されています。この伝統的な囃子物(はやしもの)は、地域の文化的アイデンティティを象徴しており、地域住民にとって大切な祭礼です。

「てんきてんき」という言葉には、「いつも良い天気で楽しい村であってほしい」という願いが込められています。この言葉は、道の駅を訪れる人々に対して、常にポジティブな気持ちと歓迎のメッセージを送っているかのようです。

てんきてんき丹後のフードコートで食べたいものはヘシコのおにぎり

てんきてんき丹後のフードコートは美味しそうな食べ物が充実しています。

今回は丹後でつけた鯖のヘシコを使った鬼ヘシコセットを食べました。おにぎりにぴったりの塩味と魚の旨味が感じれるおにぎりなのでおすすめ。

口コミなどを見てみると海鮮丼は新鮮でプリプリのエビが特徴的で、旅館の夕食に出されるエビよりも甘く美味しいということも書かれているので海鮮丼の食事を食べてみるのもいいのかもしれません。

てんきてんき丹後の近くには山陰海岸ジオパークの立岩

道の駅てんきてんき丹後の近くには山陰海岸ジオパークの1つ立岩があります。

山陰海岸ジオパークにある立岩は、その壮大な自然の造形美で知られています。高さ約20mの巨大な一枚岩で、地下から上昇してきたマグマが固まり、その後の侵食により周囲の岩石が削り取られて残されたものです。竹野川河口に位置し、かつては離れ島であった立岩は、竹野川が運んだ砂によって砂州が形成され、現在は陸続きになっています。

立岩の特徴的な美しさは、その縦方向に力強く延びる柱状節理にあります。これは、マグマが冷却される際に形成される自然の芸術で、周囲の白い砂浜とのコントラストが非常に印象的です。

立岩には、鬼退治にまつわる伝説が残されており、古くから地元の人々に親しまれています。

道の駅てんきてんき丹後に行った際は近くにある立岩に行くのはおすすめです。

道の駅てんきてんき丹後の基本情報

  • 所在地: 京都府京丹後市丹後町竹野313-1
  • アクセス:
    • 公共交通: 京都丹後鉄道「峰山」駅から丹後海陸交通バス(間人行き)で「丹後庁舎前」下車、徒歩約10分
    • 自動車: 山陰近畿自動車道「京丹後大宮」ICから約35分
  • 施設内容:
    • お土産コーナー: 地元の特産品や工芸品を販売
    • フードコート: 地元の食材を使用した飲食店
    • 情報コーナー: 観光情報提供
    • 芝生公園: 遺跡公園
  • 営業時間: 一般的には9:00〜18:00(季節や曜日によって変動することがあります)
  • お問い合わせ: 0772-75-2525
  • 特徴: 地域の自然と文化に触れられる施設、地元の食文化体験が可能
  • ウェブサイト: 公式サイト