福井県大野市に位置する「道の駅 越前おおの 荒島の郷」は、百名山・荒島岳の壮麗な裾野に抱かれた、奥越地方最大級の拠点施設です。四季折々に表情を変える里山の風景が広がり、春には新緑の若葉が息づき、初夏には山菜の香りがそよぐ。夏は清流の音と蝉の声に包まれ、秋には紅葉が燃えるように山肌を彩る。そして冬、雪化粧をまとった荒島岳が静かに佇む――そんな大自然が日常を忘れさせ、心を解きほぐします。
施設はフードコートやテイクアウトコーナー、地元産の野菜や山の恵みを並べた直売所“荒島マルシェ”、そして九頭竜川の淡水魚を展示するミニ水族館など、多彩な体験と魅力で満ちています 。アウトドアブランド「モンベル」直営店を併設し、カヌー体験やクライミングレンタル、レンタサイクルといったアクティブな遊びも充実。春から秋にかけては自然体験イベントが開催され、訪れるたびに新たな発見があります。
越前大野の歴史や文化も身近に感じられる場であり、地域資源を活かした“まるごと道の駅”のコンセプトのもと、観光案内や防災拠点としての機能も併せ持つ複合施設です。清らかな伏流水と山あいの空気が混ざり合う空間では、誰もがほっと息をつき、旅の始まりにふさわしい安らぎと期待に包まれます。
荒島岳の裾野を彩る里山の息吹、手に触れる地元の素材、耳に届く自然の音――そうした“旅の余韻”が五感を満たし、いつまでも胸に残る体験がここにはあります。
道の駅越前おおの荒島の郷のグルメ・特産品情報
あっさりおろしそば&ミニソースカツ丼
越前おろしそばは、透き通る冷たいそばにたっぷりの辛味大根おろしとねぎ、かつお節をのせて味わう福井名物。キリッと冷えたのどごしと、大根の爽やかな辛さが口いっぱいに広がります。ミニソースカツ丼は、薄く柔らかな豚カツに自家製のコク深いソースが絶妙に絡み、ほかほかご飯と相性抜群。両方を一度に楽しめる贅沢なセットは、地元の人にも旅人にも人気です。
九頭竜まいたけ天ぷら/まいたけラーメン(荒島テラス)
九頭竜川の豊かな水と山の空気が育てた大野産まいたけは、肉厚でふくよかな香りが自慢。サクサクの天ぷらに噛みしめると、きのこの芳醇な旨味とともにジューシーなエキスが広がります。まいたけラーメンは、黄金色のスープにきのこのダシが溶け込み、もちもちの麺との一体感が格別。秋には新米や地元野菜を使った季節限定メニューも登場し、旬の味覚が堪能できます。
荒島焼きだんご(テイクアウト)
地元産うるち米を使った焼き団子は、外は香ばしく中はもっちり。特製の甘じょっぱいタレがとろりと絡み、ひと口ごとに昔懐かしい味わいと里山の風景が思い浮かびます。道の駅の食べ歩きにもぴったりな人気商品です。
米粉バームクーヘン(森のこしかけ)

大野産コシヒカリ100%の生米粉と福井県産卵で焼き上げたバームクーヘンは、ふんわり・しっとりとした食感。米の甘みとたまごのコク、しっかりとした旨味が優しく重なり合います。パッケージも上品で、ギフトやお土産としても大好評。
これは買って食べてみましたが本当に美味しい!おすすめです。

ジャージーソフトクリーム
希少なジャージー牛乳100%のソフトクリームは、コクがあるのに後味はさっぱり。なめらかで濃厚なミルク感が口に広がり、青空の下や緑のテラスで味わえば非日常の解放感も満点。季節限定で地元フルーツを使ったトッピングが登場することも。
ホルモンバーガー・荒島バーガー
大野産ホルモンを甘辛く煮込んでサンドしたご当地バーガーは、プリッとした食感と濃厚な旨味がやみつき。荒島バーガーは地元ビーフステーキと九頭竜まいたけ、ラクレットチーズの贅沢な組み合わせ。直火焼きのパティの香ばしさととろけるチーズの調和が絶品。
里芋コロッケ・チーズ里芋コロッケ
上庄さといものもっちり感と上品な甘みが存分に生かされたコロッケ。中に入ったチーズがとろりと溶けて、子どもから大人までファンが多い一品。季節限定でカレー風味や地元野菜バージョンも登場。

手作り地元ジェラート(荒島の郷内テイクアウト)
地元産牛乳や旬のフルーツ、まいたけやさといもなど、地元の素材を生かしたジェラートも人気。さっぱりとした後味のなかに素材の香りや甘みを感じ、暑い季節やドライブの合間にぴったり。
清流と里山の恵み、地元の伝統を感じさせる品々がそろう道の駅「越前おおの 荒島の郷」。ここにしかないグルメ体験が、旅の思い出を色鮮やかに彩ります。素材の味を生かした素朴さと、地元愛にあふれたメニューの数々。訪れるたびに新しい発見と味覚の感動が広がる、“食の宝庫”です。
道の駅越前おおの荒島の郷の観光情報
福井県大野市の「道の駅 越前おおの 荒島の郷」を拠点に、里山の四季、歴史、名水、星空、アクティブ体験がバランス良く味わえる周辺観光スポットを厳選してご紹介します。
越前大野城(車で約15分)
大野市街を見守るようにそびえる越前大野城は、“天空の城”とも称される人気の名城。春には山桜が城郭を淡く彩り、秋は紅葉に包まれ、晴れた日には天守から大野のまちと奥越の山並みが一望できます。ときには朝霧に浮かぶ幻想的な姿も現れ、写真愛好家や歴史ファンに親しまれています。
寺町通りと武家屋敷(車で約10分)
城下町の面影を色濃く残す寺町通りには、石畳に沿って十六の寺院が建ち並び、静謐な空気と凛とした美しさが漂います。復元された武家屋敷では、江戸時代の暮らしや町人文化に触れ、季節の花や秋の紅葉、雪景色など、その時々の情緒を楽しめます。
名水百選「御清水」ほか湧水スポット(車で約5~10分)
“水のまち”大野を象徴する湧水地。「御清水」では、地下から湧き出す冷たく澄んだ水を手ですくって味わうことができ、地元の人々も日常的に訪れる名所。市内には他にも複数の湧水スポットが点在し、まち歩きと一緒に清流の音や涼やかな空気を楽しめます。
九頭竜湖・夢のかけはし(車で約30分)
九頭竜ダムの造る九頭竜湖は、季節ごとに異なる表情を見せる大自然の宝庫。春の桜並木、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々のパノラマが広がります。「夢のかけはし」と呼ばれる美しいアーチ橋からは、湖と山々の調和が楽しめます。湖畔ドライブや展望台からの絶景もおすすめ。
六呂師高原・星空ハンモック体験(車で約20分)
市街地から少し足を延ばせば、牧場や森林、トロン温浴など自然が広がる六呂師高原へ。ここは「日本一美しい星空」に選ばれた場所で、夏の夜はハンモックに揺られながら見上げる満天の星が訪れる人の心を解き放ちます。昼は牧草地を散策したり、季節の花や高原の風を体いっぱいに感じられます。
宝慶寺(車で約15分)
杉林に包まれた静かな山寺で、鎌倉時代に開かれた曹洞宗の名刹。苔むす境内と清らかな水音、季節ごとに移ろう森の色彩に心が落ち着きます。事前予約で座禅体験も可能。古の修行僧たちの息づかいを今に感じることができます。
勝原園地・九頭竜峡(車で約10分)
九頭竜川沿いに広がる勝原園地は、清流を活かした川遊びやBBQ、ピクニックに人気。周囲の山や渓谷美を眺めながらのんびり過ごせば、都市にはない自然とのふれあいに心癒されます。春は新緑、秋は紅葉と、ハイキングにもおすすめ。
「道の駅 越前おおの 荒島の郷」を拠点に、歴史探訪も、湧水めぐりも、絶景や星空観察も楽しめる大野の旅。里山の自然と人の暮らし、悠久の時間を体感できるスポットが揃っています。
福井県大野市(越前おおの荒島の郷)周辺の宿泊施設情報
貸切民泊宿 だんねだんね(徒歩2分/越前大野駅)
- 最安料金:6,328 円〜(税込6,960 円〜)
- 口コミ評価:5.0(多数の高評価)
- おすすめターゲット:グループ旅行/貸切プライベートステイ
- 施設の特徴(150〜250文字):
越前大野駅から歩いてわずか2分、大野の町と自然が息づくエリアに佇む一棟貸切の宿。木の温もりが心地よい和モダン空間は、まるで“我が家”のような安心感。地元食材を取り入れた料理を自炊できる設備も整い、気の合う仲間と気ままに過ごす旅にぴったりです。旅先での“ゆるやかな繋がり”と、隠れ家的なプライベート時間が重なる至福の宿泊体験。
扇屋(徒歩10分/越前大野駅)
- 最安料金:5,273 円〜(税込5,800 円〜)
- 口コミ評価:4.36(116件)
- おすすめターゲット:カップル/ファミリー/歴史散策派
- 施設の特徴(150〜250文字):
市街地の歴史と自然が調和する立地で、地元産の里芋や山菜を使った郷土料理が自慢。和を基調とした客室は、どこか懐かしい田舎の情緒を感じさせ、やさしい光に包まれるひとときには、心がほっこりと緩みます。大浴場があり、旅の疲れを洗い流し、次の朝は爽やかな鳥の声とともに目覚められるのも◎。家族やカップルのほっこり旅におすすめです。
阿さひ旅館(徒歩7分/越前大野駅)
- 最安料金:6,500 円〜(税込7,150 円〜)
- 口コミ評価:4.00(251件)
- おすすめターゲット:シニア/ひとり旅/静かな滞在重視派
- 施設の特徴(150〜250文字):
季節の山菜や川魚料理で知られる家庭的な和風旅館。日本庭園が迎えるエントランスでは、静かな自然との共鳴が感じられ、まるで地元の縁側に腰掛けたかのような安らぎ。福井ICからもアクセスしやすく、車旅の拠点としても優秀です。夜は田舎の夜の静寂に包まれ、地元の人々の“おもてなし”に触れる寄り道的な旅にぴったりです。
弥生旅館(徒歩7分/越前大野駅)
- 最安料金:6,091 円〜(税込6,700 円〜)
- 口コミ評価:3.92(67件)
- おすすめターゲット:ビジネス利用/リーズナブル重視派
- 施設の特徴(150〜250文字):
駅から徒歩7分、リーズナブルかつ清潔な和室が魅力の老舗旅館。北陸自動車道からのアクセスもよく、ビジネス利用やひとり旅にも便利。気兼ねなく落ち着ける空間と、必要十分な設備が整っており、温かみのある畳の香りに包まれて静かな夜を過ごせます。観光の拠点として、“宿に寝に帰る”感覚で使うには最適です。
道の駅越前おおの荒島の郷の基本情報

- 正式名称:道の駅「越前おおの 荒島の郷」
- 住所:福井県大野市蕨生137‑21‑1
- 電話番号:0779‑64‑4500
- FAX番号:0779‑64‑4501
- 営業時間・定休日
- 営業時間:通常9:00〜18:00(冬期:平日9:00〜17:00)
- 定休日:12月31日・1月1日
- 24時間利用可能:道路情報コーナー・トイレ
- アクセス
- 自動車:国道158号沿い、中部縦貫自動車道「荒島IC」よりすぐ
- 公共交通:JR越前下唯野駅から徒歩約10分
- 駐車場
- 普通車:169台
- 大型車:33台
- 身障者用駐車場:4台
- 自動二輪:10台