オデッセイハイブリッドには後席用のモニターを取り付けています。天井から降ろすタイプのフリップダウンモニター、アルパインのやつ(RXH12X2-L-B)をつけています。
もう6年ぐらい前に購入して取り付けていますが、今も販売されていますね。
娘が小さい時にはフリップダウンモニターにDVDの映像などを映して見せていたので大活躍してくれていたのですが、今は一人で乗ることが多くなりフリップダウンモニターを使うことはなくなってしまいました。
それがもったいなく思っていて何かに使えないかとずっと考えていました。
フリップダウンモニターを使うには常にエンジンをONにしておかないとダメ
例えば車中泊をするときとか、車の中で時間をつぶすときとかにフリップダウンモニターを使って映画を見たりアニメをみたりすればいいんですけど、フリップダウンモニターを使おうと思ったらエンジンをかけておかないとダメです。
僕の車はオデッセイハイブリッドなのでシステムをONにしている状態にしておかないと補機バッテリーがあがってしまいます。
エンジンをONにしているとガソリンを消費することにもなりますし、アイドリングストップしてくださいというところも多いですし…。
エンジンをOFFにした状態でフリップダウンモニターが使えるといいんですが…。
ということで車のバッテリーに頼らずにフリップダウンモニターを使用する方法を検討…ポータブル電源を使ってフリップダウンモニターを利用することを検討してみることにしました。
ポータブル電源を使ってフリップダウンモニターを使うための配線は
フリップダウンモニターに配線する電源は常時電源・アクセサリー電源・アースの3種類。これをすべてつなげばフリップダウンモニターに電源を入れることができます。
車につなぐときはアクセサリー電源と常時電源はバラバラにつながないとダメですが、ポータブル電源につなぐときは電源のON・OFFは手元でつなぐことができるのでアクセサリー電源と常時電源を1つの配線にしてつなぎます。
そしてポータブル電源から電気を取るために直流用のソケットを使用します。
さらにはポータブル電源につないだ時はポータブル電源から電気が取れるように、ポータブル電源がないときは車のバッテリーから電気が取れるようにリレーを使います。
配線のイメージはこんな感じ…。
ちょっと…いやだいぶんわかりにくいけどこの感じで配線をしてみます。
必要なものは…。
- 5極リレーが2個
- シガープラグ
- 配線コード
- キボシ端子
この物品を揃えたら上記の配線図に従って配線すればうまくいくはず!
上記の図の通りに配線した結果…。
無事にポータブル電源と車の電源と切り替えることができました。
モニターの電源はもともと配線されていた間に入れる感じで行ったので特別難しいのものではありませんでした。
ただ…。リレーが結構場所を取るのでどこに設置するのかが迷いどころ。カーナビの後ろに配線をしましたが、位置を決めるのと配線をし直すことに時間がかかりました。
ポータブル電源にシガープラグをつなぐとエンジンがOFFでもモニターの電源が入り、ポータブル電源をつながずにエンジンをかけるとモニターの電源がつくようになりました!これでエンジンをかけなくてもポータブル電源があればフリップダウンモニターを使えるようになりました。
フリップダウンモニターで何を見る?
車のスタートスイッチをONにしているときはナビが動いてナビからDVDを流すことができますが、カーナビの電源は配線をしていません。フリップダウンモニターだけ。
ナビは純正でフリップダウンモニターは社外品なので連携した動作はあまりできず…。フリップダウンモニターからHDMIケーブルを出してiPhoneとつなぐことができるようにしています。
iPhoneの映像をモニターに映すことができるので、アマゾンプライムビデオとかU-NEXTなどのVODのサービスに加入しておけばその映像を流すことができます。
スマホの高速通信の容量が限られているので、Wi-Fi環境で動画をダウンロードしておいてそれを再生すれば通信料金も必要ないですし。
音はiPhoneで流してもいいんですが、Bluetoothスピーカーを使ってもいいですし音を出して周囲に迷惑がかかるような感じがあればBluetoothイヤホンを使ってもいいですし。
車中泊とか車で過ごす時間がより快適に過ごすことができるようになりました。