中国のオデッセイを日本でも販売するかもしれないという噂がずっと流れていて、最近その噂もリアル感が増してきたところでしたが…。

ついにHONDAから正式にオデッセイの再販が決定しましたね!素晴らしい!

中国版のオデッセイがくるのかエリシオンがくるのかどっちがくるのかなど色々と言われていましたが、公式のHPで発表されていたオデッセイの写真を見ているとオデッセイがそのまま日本に入ってくる感じがわかりますね。

ガソリン車がなくなることになるのか…オデッセイ

今回販売されるオデッセイはガソリン車がなくなることになるかもしれませんね。中国のオデッセイにはガソリン車が用意されておらずすべての車がe:HEVですよね。

お国が決めた環境基準のこととかもあるでしょうし、オデッセイのガソリン車はハイブリッド車と比べると燃費が悪くなるということもあるでしょうし、今回はハイブリッド車のみになりそうですね。

わざわざ日本用にガソリン車を作ることはしないでしょうし。まぁこれは時代の流れもあり仕方がないことなのかもしれません。

帰ってきたオデッセイではこれまで変えて欲しかったところがいい感じに変わっている

今回のオデッセイは見た目はブラックエディションが追加されてすごく締まったエクステリアになって好印象です。

今回HPに公表されているのはブラックエディションのエクステリアかもしれませんね。リアにはブラックエディションのエンブレムがついているので…。

ブラックエディション以外のグレードはこれまで通りの後期型と一緒になってしまうのか、気になるところです。

個人的にはフロントグリルはシルバーのメッキ調よりも黒の方が追いついていてすごくよく感じます。

これはついてほしいという装備がオデッセイにもついた

オデッセイのハイブリッド車にも待望のこの装備が追加されました!それが減速セレクターです。

後期型になっても追加されなかった装備だったのでこれが追加されるのはすごく嬉しいことです。

減速セレクターは回生ブレーキの効きを4段階で調整する事ができるというもの。急な下り坂で回生ブレーキをもう少し強く効かせたいと思うときにコントロールできるのは素晴らしいです。

減速セレクターがついていない僕のオデッセイはSモードにするかブレーキで調整するしかありません。

ブレーキを踏んでも回生ブレーキが効くの変わりはないのかもしれませんけどね…。ただアクセルとブレーキを踏み変えなくていいのは運転していてストレスが減ります。

そしてシフトレバーが従来型のものからステップワゴンなどと同じタイプのエレクトリックギアセレクターに変更されました。

シフトの形状はどちらがいいのかは正直わかりませんが…。

プレミアムクレードルシートは使い勝手が大幅に向上。

セカンドシートのプレミアムクレードルシートは使い勝手が大幅に向上しましたね!これは本当に素晴らしいことです。

プレミアムクレードルシート左右の間に折りたたみ式のシートセンターテーブルが付きました。2席分のドリンクホルダーがついているので、ようやく使い勝手のいいドリンクホルダーがついたなという感じです。

体を持ち上げなくても手に取りやすいところにドリンクホルダーがあるのは快適性がアップします。

そして、スマホが置けそうなぐらいの広さのテーブルが用意されているので(広さは想像ですが…)スマホ置く場所がない問題も解決されそうです。

ただシートをロングスライドさせたときにはドリンクホルダーがどうなるのかがわからない点ですね。

さらにプレミアムクレードルシートにはシートヒーターが追加されました!ようやくですよね。

僕は後付けでプレミアムクレードルシートにシートヒーターをつけてるからわかるのですが、シートヒーターがあるかないかで快適性は全然違います。

シートヒーターがあれば冬場の快適性はかなりアップします。上級グレードとしてはつけておいて欲しかった装備です。

さらにさらにプレミアムクレードルシートは電動シートになりました!これも欲しかった装備。

プレミアムクレードルシートはシートの作りがしっかりしている分重たいんですよね。平坦なところならまだしも、傾斜がついているところでシートを移動させようとすると動かすのにそれなりに力がいります。(特に前後方向は)

スムースに動かすためには電動シートのほうがありがたいと思っていたのでこのシートの電動化も素晴らしい進化だと思っています。

プレミアムクレードルシート周りは見た感じではようやく完成形になったなという感じがしました。

ここが物足りないのかもしれない…。ホンダセンシング

新型のオデッセイに物足りないところ…。それがホンダセンシング。

また全ての情報を出していないだけなのかもしれませんが、今回のホンダセンシングの機能を見てみると…。

  • 近距離衝突軽減ブレーキ
  • オートハイビーム
  • 急アクセル抑制機能

ということしか記載されていません…。あれれ…トラフィックジャムアシストはつかないの?という感じです。

最新のホンダセンシングを搭載している車種だったら低速で渋滞追従中もハンドルアシストをしてくれるトラフィックジャムアシストがついているんですよね。

昔はレジェンドにしかついていない機能だったんですけど、今はFIT4にもついている機能です。

トラフィックジャムアシストつかないということは…最新のホンダセンシングは見送りになったんだなとがっかりしてしまうところです。

現時点の情報(2023/4/9)の話なので今後ホンダセンシングにはトラフィックジャムアシストがつくことになるかもしれませんが…。

せっかくプレミアムクレードルシートの充実・減速セレクターの追加などかなりいい点を増やしたのだからホンダセンシングも最新のものにしてほしかったですね。

中国のものを持ってくるから仕方がないのかもしれませんが…。すこしがっかりしました。

帰ってきたオデッセイの価格はいくらぐらいになるんだろう…。

今回HPで公式に発表されたオデッセイを見ていると装備はもりもり状態になっています。中国のオデッセイのサイトを見ていると一番高いグレードのものになっているんですよね。

どんな感じでグレード展開されるかはわかりませんが、中国の一番高いものでその値段が反映されるとするならば…。

328,800元ということになり、現時点のレートだと6,324,328円です。高い!

まぁでも装備がこれだけ充実すると仕方がないのかというところでもあります。

多数のグレード展開すると経費もかかるでしょうし、少数精鋭のグレードで販売されそうな感じもするので価格はかなり高くなりそうですね。


現状売れることだけを考えると全高を上げる方向のほうがいいのかもしれませんが、低床のミニバンオデッセイを復活させる心意気にはHONDAさんさすがだと思いました。

低床のミニバンは乗り降りもしやすいですし、ミニバンの中では走りは安定するほうだと思いますし、ミニバンの中でも見た目はシャープでかっこいいですし。

今回のオデッセイはRC型ではほぼ完成形になったのかなという印象を受けましたし、このオデッセイが少しでも売れて次期型につながってくれればすごく嬉しいことだと思います。