今回は、S660で福井県の道の駅を巡る旅に出かけました。目的地は福井県です。
朝7時に出発する予定が、実際には9時になってしまったのが残念ですが…。金銭的な節約の為と道中の道を楽しむために一般道で行くことにしました。高速道路を利用すれば約2時間半で到着するのですが…。今回は一般道を選んだため、到着まで少し時間がかかります。
京都府の亀岡から南丹を経由して福井県に入り、予定では福井県内の複数の道の駅を訪れることにしていました。各道の駅では、地域特有の商品や食べ物を楽しむ予定でしたが、遅れた出発のために予定通りには進まず、すべての道の駅を訪れることはできませんでした。しかし、予定外のことがあっても、それが旅の一部であると考え、それぞれの瞬間を楽しむことにしました。
道の駅に到着する前に寄り道をしたのが若狭瓜割名水公園です。
若狭瓜割名水公園道の駅により道をしたいい場所
若狭瓜割名水公園は、福井県三方上中郡若狭町天徳寺に位置しています。この公園は、天徳寺の境内奥に広がる自然豊かな公園で、瓜割の滝が中心となっています。国道27号線から少し入った場所にあるのでアクセスのいい場所にあります。
瓜割の滝は、湧水から生じる滝であり、その名前は「夏でもあまりの水の冷たさに、瓜が割れてしまう」という故事に由来しています。真夏でも一定の冷たさを保つこの水は、環境省により「日本の名水百選」に選定されており、地域の人々にとっては五穀豊穣と諸病退散の水として古くから敬われています。
瓜割の滝から湧出する水は、長い歳月をかけてろ過された純度の高いミネラル成分を含んでおり、名水百選「おいしさが素晴らしい名水部門」で第2位にランクされています。この水は、採水口から直接容器にくみ取ることができ(300円)、また「名水の里」の売店でペットボトル入りの水を購入することもできます。
公園のもう一つの特徴は、瓜割の滝の川底や岩に生育する独特の赤い色をした紅藻、「ヒルデンブリンチア・リブラリス」です。この紅藻は、一定の水温ときれいな水質の場所でしか生育できない非常に貴重な種類であり、日本で唯一ここでしか見ることができません。
若狭瓜割名水公園は、自然の美しさと歴史的価値を兼ね備えた魅力的なスポットです。四季を通じて訪れる価値があり、特に夏の暑い時期には、冷たい名水を楽しむことができるでしょう。また、公園内には無料の駐車場も完備されているため、車でのアクセスも容易です。自然と歴史に触れたい方にとって、訪れる価値のあるスポットと言えるでしょう。
道の駅三方五湖・三方湖のほとり梅がおすすめ
福井県に位置する「道の駅三方五湖」は、その名の通り、美しい三方五湖の景勝地に面しています。
テラスからの眺望は、三方五湖の壮大な景色と、様々な野鳥の飛来を楽しむことができます。特に、ラムサール条約に登録されている湿地域に近いため、自然愛好者や鳥類研究者にとっては貴重な観察の場となっています。また、日本海側最大の梅の産地であることから、道の駅では多くの梅加工品が販売されており、旬の時期には梅の香りが訪問者を歓迎します。
地元農産物の直販や土産物の販売を行う観光交流センターは、地域の特色を伝える重要な役割を担っています。ここでは、若狭町の個性ある魅力を感じることができるでしょう。さらに、レンタサイクルのサービスが完備されており、天気の良い日にはサイクリングの発着点としても人気です。
今回は道の駅で梅関係のものは買わず…。うめサイダーと若狭の押し寿司を購入して食べましたが、次回は道の駅三方五湖ならではのものが買いたいですね。