煽り運転事件以降ドライブレコーダーをつけている人が増えていますね。
すれ違う車とか、駐車場の車を見ているとドライブレコーダーをつけている車をよく見かけます。
ドライブレコーダーは何か事件や事故にあったときに映像を残すことで証拠にもなるし、ドライブレコーダーをつけていることで、煽り抑制にも多少効果はあると思います。
でも、ドライブレコーダーの映像を録画できる状態にしておかないと、事故をしたときに映像が残っていないってことにも…。
ドライブレコーダーの映像を録画しておくためにちゃんとチェックしておかないとダメなのがSDカードです。
ドライブレコーダーのSDカードの購入について気をつけたいことや購入後も定期的にメンテナンスが必要な理由を書いていきます。
(※文中にSDカードと書いていますが、MicroSDカードも含むものとしてください)
ドライブレコーダー用のSDカードを購入する際に気をつけておきたいこと
ドライブレコーダーを購入したときに最初からSDカードがついているものなら、追加購入しなくても大丈夫ですが、SDカードが付いていない場合、別で購入する必要があります。
SDカードを別で購入するときに気をつけて置きたいことをまとまておきます。
SDカードのサイズを確認する
ドライブレコーダーに映像を録画するためには、SDカードやMicroSDカードを使います。カードの大きさが違いますが、ドライブレコーダーによって使われているカードの種類が違います。
MicroSDカードが使われている機種が多いですが、たまに、SDカードを使うドライブレコーダーもあるので、サイズの確認は必ずしてください。
SD・SDHC・SDXCカードの違い
SDカードMicroSDカードを購入するときに、規格が異なるものが3種類あります。
- SDカード:128MB~2GB
- SDHCカード:4GB~128GB
- SDXCカード:64GB~2TB
簡単にはSDカードの種類の違いでSDカードに映像を録画できる容量が変わります。
ただ、それぞれ規格が違うので、ドライブレコーダーによって、SDカードは使えても、SDHCカードは使えないということがあります。
ドライブレコーダーの場合は動画を保存するのでたくさんの容量が必要なので、SDHCカードには対応していると思いますが、古い機種や安い機種だとSDXCカードには対応していない場合があるので、確認して購入してください。
ドライブレコーダーの箱の裏や、ほしい機種のホームページをみると、どのSDカードが使えるのか調べることができます。
SDカードのCLASS表示を必ず確認する
SDカードにはclassという表示が必ず書かれています。class表示というのは、SDカードに映像のデータを書き込むスピードのことです。
SDカードに映像を書き込むスピードが遅いと、撮れた映像を記録することができずに、SDカードの意味がなくなってしまいます。
ドライブレコーダー用のSDカードは『class10』以上の物を購入します。
SDカードの記憶できる容量はどれぐらいがいい?
SDカードを購入するときにどれ位の容量にするか迷うところですが、高画質で記録するのであればできるだけ容量は大きいものがおすすめです。
ユピテルのホームページで紹介されているSDカードの容量と記録できる時間は以下の通り。
SDカード容量 | 1080P HD | 1080P | 720P | VGA |
---|---|---|---|---|
32GB | 約144分 | 約144分 | 約216分 | 約768分 |
16GB | 約72分 | 約72分 | 約108分 | 約384分 |
8GB | 約36分 | 約36分 | 約54分 | 約192分 |
万が一の時だけ映像が残っていれば問題なければ、容量は少なくてもいいんですが、ドライブの記録映像にしたり、駐車監視モードなどを使う場合には、容量が多めのほうがいいですね。
SDカードを購入したら最初にフォーマットをしておく
SDカードをドライブレコーダー本体に挿してOKではありません。
SDカードをドライブレコーダーにいれたら、ドライブレコーダーの設定にあるSDカードのフォーマットを必ずしておくようにします。
フォーマットをしておかないと映像が記録されていない場合があるので、注意しておきます。
ドライブレコーダーのSDカードをチェックしておかないと、録画されていないことがある
ドライブレコーダーの映像を記録しておくSDカードはドライブレコーダーで超重要アイテム!いざ必要なときに映像が撮れていなければなんの意味もありません。
映像が記録されていない…。を防ぐためにSDカードで知っておきたいことをあげておきます。
車内の温度に注意。高温や低温になるとSDカードが壊れる可能性がある
SDカードには機械類と同じ様に、使うのに適した温度があります。
SanDiskのSDカードの耐温度性は『-25℃~85°』までです。普通の環境ならなんの問題はないんですが、車の中は温度変化も激しいです。
夏場のダッシュボードは80°にもなるといいます。SDカードの耐熱温度ギリギリですね。
こんな酷な環境の中でSDカードは使われているので、いつ壊れてもおかしくない環境なんです。
SDカードは記録と消去できる回数が決まっている。SDカードには寿命があるので定期的に買い換える
SDカードは容量の中で、古い映像を消して、新しい映像を上書きしていきます。(ドライブレコーダーの設定によって違う)
限られた容量のためにSDカードに上書きをしていくのは仕方のないことなんですが、繰り返しデータの上書きをしていると、SDカードは寿命を迎えます。
SDカードは記録と消去をできる回数が決まっているので、使い続けていると、いきなり記録できないということになってしまいます。
ドライブレコーダーのSDカードは時々抜いてPCでチェックする。
ドライブレコーダーに入れているSDカードはちゃんと映像が記録できているか定期的にチェックをすることが必要です。
入れっぱなしにしてあんまり気にしてない方もいるかもしれませんが、時々、PCなどでSDカードをチェックしたり、ドライブレコーダーでフォーマットをすることがおすすめです。