燃費がいいことを期待してオデッセイハイブリッドを購入したけれども、燃費がいまいち伸びない…。
走り方が悪いとハイブリッド車であっても燃費は思ったよりもよくありません。
ハイブリッド車を選ぶのは燃費がいいからっていうのは理由の大きな一つだと思います。
僕はオデッセイハイブリッドに約2年間乗って、平均燃費は18.0km/Lです(満タン法で)
この燃費に届かない人に向けて、オデッセイハイブリッドの燃費を伸ばすためにいつも心がけていることを書いてきます。
オデッセイハイブリッドで燃費を出すいちばん重要なポイントはEV走行時間を伸ばすこと
ガソリン車だとエンジンの回転数をなるべくあげないようにしてあげるのがポイントですよね。
オデッセイハイブリッドの場合はタコメーターがなく、エンジンの回転数を参考にすることができません。
ハイブリッド車の場合は燃費を出すコツはEV走行の時間を伸ばしてあげることです。
エンジンが止まった状態で走ることができれば燃費が上がっていきます。
発進時はふんわりアクセルでEV走行を心がける
車は停止状態から加速していく時にパワーが必要です。
発進時に勢いよく加速するとエンジンがすぐにかかってしまいガソリンを消費します。
発進時になるべくモーターだけで走ることを心がけると燃費が伸びやすいです。
後の車に迷惑がかからない範囲で、アクセルをスローで踏んで、モーターで加速していきます。
ECONをONにしていてもふんわりアクセルを心がけます。
下りの山道は、アクセルをなるべく踏まずに惰性で。
下りの山道を走っていると、ほとんどエンジンがかかりません。ほとんどモーターで加速してくれます。
カーブの手前でゆっくりと減速すれば回生ブレーキで充電できます。
カーブを抜ける前にゆっくりとアクセルを開ければ、モーターで加速してくれるので、下りの山道はエンジンがほとんどかかりません。
早めのブレーキと早めのふんわりアクセルで、後続車に迷惑をかけることなく、制限速度+αでも十分にEVモードでエコ運転ができます。
下り坂で速度が乗りすぎる時はSモードを使ってつよめに回生ブレーキを効かせたり、早めにゆっくりブレーキを踏めばOKです。
強めのブレーキを踏まなければ、回生ブレーキで、充電してくれます。
回生ブレーキだと、ディスクブレーキが効く時間は短いので、従来のブレーキのように踏み続けて、油温が上がってベーパーロックになる可能性が低いと思われます。
(モーターの減速かディスクブレーキによる減速かは自動で切り替えられているので、ディスクブレーキで速度を落としている状態になれば、ベーパーロックの可能性は高くなります)
下り坂でバッテリーが満タンになるとエンジンがかかって燃費が悪化
OBDⅡにつないだ、レーダー探知機の瞬間燃費を見ると、EVモードに入ると、99.9km/lと表示されてエンジンがかかっていないのがわかります。
でも、峠で下りに入って、アクセルをほとんど踏まなくていいような状態が続くと、バッテリーはすぐに満タンになります。
バッテリーが満タンになった後は、エンジンがかかり回生ブレーキが弱くなります。そして、レーダー探知機の瞬間燃費計が30km/L~50km/Lの間をさすようになります。
色々調べるとエンジンを回してエンジンブレーキをかけているみたいです。
せっかくの下りで充電できるのに、バッテリーが満タンになると燃費効率が悪くなってしまいます。
峠を走る時は上りでバッテリーを使い切る
上りの後に下りが続く道を走る時は、上りでなるべく充電を使い切る方が下りででのエネルギー効率があがります。
知っている道であればEVスイッチを押して積極的にEV走行を使って走るのがおすすめです。
バッテリーが2メモリになるまでバッテリーを使い切ることができればベストです。
バッテリーが2メモリになったら、自動的にEVモードは解除されます。
EVだけで山道を上るのは若干ストレスですが、下りで燃費を伸ばすには、充電できる容量をなるべく多く残しておくほうがいいです。
オデッセイハイブリッドの燃費をよくするためにはEV走行がポイントなので、EV走行が長くできる方法を見つけるといいですよ。