大阪に住んでいても1年に2~3度は雪道を走る機会があったので、
冬場はオデッセイハイブリッドにスタッドレスタイヤを装着しています。
(スキー場へ行くからというのもありますが…。)
装着しているスタッドレスタイヤはブリジストンのBLIZZAK VRX2です。
最近では大阪で雪が積もるということはなく、スタッドレスタイヤは乾燥路面でタイヤを減らしている感じ。
スキー場にでかけても道中の道で雪が積もっているということもありませんし、
スキー場まで道に雪がないなんてこともあります。
だからオデッセイハイブリッドのスタッドレスタイヤで雪道を走るのはすごくまれ。
スタッドレスタイヤはいらないんじゃないの…。
って思うぐらいなんですが、スキー場に行くのであればノーマルタイヤで出かけるなんて怖いこともできませんよね^^;
今年も暖冬でスキー場の道中には雪がないかなとも思いましたが、
スキー場に行くタイミングで雪が降りようやくスタッドレスタイヤが役に立ちました。
雪がほぼ降らない雪道が苦手なケンイチがオデッセイハイブリッドに3年目のVRX2をつけて走った感想を書いていきます。
行ったところは野麦峠スキー場。圧雪路を走りました。
今回でかけたスキー場は長野県松本市奈川というところにある、野麦峠スキー場です。
中央道の中津川ICから国道19号線を北上し、さらに藪原というところから、
長野県の県道26号線(奈川木祖線)を野麦峠スキー場に向かって上って行きます。
最寄りのICから車で1時間半程度かかるので、利便性が高いとはいい難いのですが、
スキー場の最高地点の標高は2130mと高く、リフト待ちがないスキー場なので、好んで利用しています。
走ったのは2020年2月23日。国道19号線には雪がなく快適に走ることができましたが、
県道26号線に入った辺りから徐々に雪が増え、峠を登り始める頃にはしっかりと路面に雪が積もっていました。
午前5時ごろに走行しましたが、除雪車が入っていて路面は圧雪。コンディションは悪くなかったです。
3年目のVRX2で雪道は快適に走ることができる!上りも問題なし
圧雪路ということで道の状態は悪くはありません。
3年目VRX2を装着したオデッセイハイブリッドは余裕で雪の山道を上って行きます。
もちろん雪道に慣れていないのでゆっくりと上っていきます。
つづら折れになった道で上り勾配がつづいていたので、時々VSAとかTCSが働くことがありました。
坂道の上り勾配のカーブ明けにアクセルを開けると特に滑り止め防止装置が働くことが多かったです。
とはいえ、滑って前に進まないというようなことはありません。
モーターのパワーメーターを見ていると、
普段よりもアクセルを踏んでいないにも関わらず、5メモリ程度のパワーで上っていってました。
乾燥路面だったら4ぐらいにしか上がらないだろうな…。
っていうぐらいの速度で上っていたので、力の伝達効率が悪くなっていたのかもしれません。
でも、ゆっくりと走っていれば圧雪路はFFのオデッセイハイブリッドで十分上って行けることを実感しました。
(境峠というところを通りましたがそれなりに標高差がある道路です)
そもそもVRX2のようなタイヤが必要なのか…?
こうやってたまーにしか雪道を走らないので、雪道でタイヤの性能が発揮されることはあまりありません。
スタッドレスタイヤの検証をされている雪道太郎さんという方の動画をみている限り、
雪道ではナンカンというアジアンスタッドレスとVRX2を比較しても氷上性能に大きな差が無いことがわかりました。
国産の高いタイヤを買う必要なんてほとんど無いことがわかります。
じゃあなんで国産を選んでいるのか…。
雪国に住んでいないと雪道を走ることが少ないから、乾燥路とか雨の日の性能も重要ということ。
僕のYouTube動画のコメントの中で、雪の無い道での走りが重要というコメントを頂きました。
まさしくそのとおりですねー。
スタッドレスタイヤだけど、雪のない場所を走るのがほとんど。
雪道や凍結路でも性能を発揮しながら、乾燥路面でも快適に走ることができるというのが大事。
そういう意味ではBLIZZAKを使う意味というのは大きいのかもしれません。
ただ僕はこれまでずーっとBLIZZAKを履いているので、その流れでこのタイヤを使っているのが大きいのと、
装着率が高いタイヤだからこその安心感があるってことです。
(装着率が高いからイイっていうもんじゃありませんけど)
BLIZZAKは高いので、無理して国産のタイヤを買う必要はありませんが、僕はちょっとした安心にお金をだしている感じです。
次に買い換えるときはミシュランのスタッドレスタイヤにしてみようかな…。