オデッセイハイブリッドのオーナーになって、いいところもたくさんありますが、やっぱり欠点もあります。
欠点を知っておけば試乗して試すこともできますし、納得してオデッセイハイブリッドを購入することができます!
ってことで実際にオデッセイハイブリッドに乗って感じる欠点をまとめていきます。
オデッセイハイブリッドのHONDAセンシングのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は期待してたより使い勝手が悪い。
オデッセイハイブリッドにはほとんどのグレードにHONDAセンシングがついていますが、HONDAセンシングは30km/h以上の速度で追従式のACCがついています。
長距離走るのに楽になるかな~ってすごく期待をしてたんですが、すご~く期待をしてたら裏切られます。(すごく期待していたらですよ)
追従の際、ブレーキも加速が思ってたより急
前車が一定の速度で、それほど速度変化なく走ってくれているとHONDAセンシングのACCはすごく快適なんです。
でも、高速道路でも道路のアップダウンが多く、車の速度が変わりやすい状況になると、前の車に近づいて強めのブレーキがかかります。
で、ブレーキをかけすぎるので、速度が落ちすぎて、前車との距離が離れます。
すると、それなりの勢いで加速していきます。
これを繰り返すので、マイルドに加速して、減速するってことがあまり得意ではありません。
加速減速を繰り返すのは燃費にも悪そうだし、前方の交通の状況によってはACCを使う気にならないこともあります。
でも、過度に期待しなければ、アクセルもブレーキも操作しなくて、車が速度調整と車間をとりながら走ってくれるのは楽ちんです。
ACCがついていない車に比べるとACCを作動させたオデッセイハイブリッドでの高速道路の運転はかなり楽です。長距離運転すると、疲労感の違いがわかります。
オデッセイハイブリッドに搭載されているHONDAセンシングのカーブでの追従機能が悪い
高速道路でしかACCを使っていないので、高速道路にはそんな急なカーブってないんですが、ある一定のRをこえたカーブに入ると恐怖を感じます。
前車を気分良く追従して走って、あーHONDAセンシングついてると楽だな~って思っている時に、カーブに差し掛かりました。
すると、車間は全く開いていないのにエンジン音が「ウォーン」って鳴り響いて加速。
「えっ!なんで?」
って思ってブレーキを踏める様に準備をしたら、今度はまぁまぁな勢いで減速…。
「おーい、ブレーキかけすぎ、車間、ひろがりすぎ…」
ってなると、また加速…。後の車に迷惑がかかりそうな感じです。
これをちょこっと繰り返します。説明書に、カーブはレーダーセンサーが正しく検知できない場合があると書いてはいますが、運転している時にこの状態になると不快です。
高速道路走行中不意にブレーキをかけられて後方からぶつかられそうになる
ACCで高速道路を走行中前方の車を追従して走行車線を走っていました。
設定速度は90km/h。前方は80km/h程度で走っていたので、その車について走っていました。
前方の車の速度が一定だと、オデッセイハイブリッドのACCは安定して走ってくれます。
で、前方の車が出口で高速を降りるために出口へ車線変更した後、オデッセイハイブリッドは設定速度の90km/hまで加速するのかと思いきや、ブレーキ…。
出口に抜けて行った車に合わせたのか走行車線上で80km/hから60km/hまで速度を落とされてしまい、後方からトラックが迫ってきて追突されそうに…。
後方のトラックは車線変更をしてかわしてくれましたが、加速どころかまさかのブレーキにびっくりです。
もしかしたら、前方の車が本線上で速度を落としていたのかもしれませんが、HONDAセンシングは人のような微妙な判断ができないので、ACCの使い所には注意が必要です。
オデッセイハイブリッドに搭載されているHONDAセンシングはこれからの成熟に期待
今のホンダセンシングでは、性能も成熟しておらず、あくまでも運転補助だっていうことを忘れたらダメですね、これから良くなっていくものだっていう認識が必要ですね。
毎回こんな状態になるわけではないですが、今のホンダセンシングは使う人が賢くなって、使い所を見極める必要がありそうです。
過度な期待をしなければ、高速道路での運転は格段に楽になることは間違いないですけどね。
オデッセイハイブリッドの高速道路での追い越し加速の時、若干加速が鈍かった
オートックワンの中での国沢光宏さんの記事に中でこういう記載がありました。
ハイブリッドシステムは、巡航状態からフル加速した時のレスポンスが極めて悪い。50km/hで巡航すると、エンジン止まっている時間長い。
その状態でアクセル全開にしたら、フル加速始まるまで3秒近く掛かってしまう。おそらく、アクセル全開にしてからフル加速までのタイムラグは世界イチ長いかもしれません。
引用元:http://autoc-one.jp/honda/odyssey/report-2586675/
巡航状態からアクセルを踏んで、フル加速が始まるまで3秒かかるっていいすぎだろ!って思ってました。
実際に50km/hからアクセルをハーフスロットルぐらいに踏んでも、すぐに加速状態に入って車線変更にこまるってことはありませんでした。
この国沢さんの記事は悪意を持った記事だなって本当に思っていたんですが、先日高速道路に乗っていた時に同じ症状がでました。
高速道路で80km/hの状態から加速して追い越し車線に入ってもすぐに加速しなかった。
高速道路の走行車線を80km/hで走行中、遅い車が前にいたので、追い越し車線から抜きに行った時のことです。
追い越し車線は後方から結構速度が乗った車がきてましたが、それなりに加速していけば問題なく追い越し車線へ入れる距離だったので、加速開始。
ハーフスロットルぐらいにしたら、それなりに加速していってくれるはずなのに、全く無反応。(エンジン音とかではなく、速度メータ-を見ても速度が伸びていない状態です)
「あれ?踏み足りないのか?」
って思って、方向指示器を出しながら、さらに踏みまして、追い越し車線に入ったのにあんまり加速せず。
「おい!なんで加速せーへんねん!」
って言いながら、アクセルベタ踏み。それでも加速が始まったのはわずかにロスがあって、エンジン回転数が6000回転超え(レーダー探知機にOBDⅡをつけているからエンジン回転数がわかります)で急加速。
ガソリン車の感覚の加速がえられるまで2秒近くかかりました。
思ったタイミングで、加速してくれなかったので、まじで焦りました。
毎回こんな状態になるわけではなく、高速道路走行中1度だけこんな状態に陥った
でも、毎回こんな状態になったわけじゃなく、この状態になったのは1度だけ。
購入してまだ、1ヶ月もたっていなかったので、そんなにアクセルを踏むこともなく、高速道路はゆっくりと走ってました。
高速走行中、追い越しは何回もしましたが、半分ぐらいアクセルを踏んであげるとだいたい、すーっと加速して追い越し車線を走るのに困ることはなかったです。
国沢さんが言うには、オデッセイハイブリッドはEV状態が長く、エンジンの停止時間が長いから、その状態からフル加速をするとレスポンスが悪いってことでした。
高速道路で80km/h以上で走行中もEVモードで走っていることも多くあるので、その影響があったのかもしれません。
また、フル加速まで時間がかかったのは、ECONをonで走っていたことも影響しているのかもしれません。
マルチインフォメーションディスプレイでエンジンとモーターの状態を見ていたわけではないのでわかりませんが、レスポンスが悪くなることがあるのは事実だということがわかりました。
加速まで3秒かかるっていうのは言い過ぎだけど、想像している加速が得られるまで時間がかかるのは本当だってわかりました。
でも、Sモードにしていたり、ECON切っていたら違和感少なく加速はしてくれました。
オデッセイハイブリッドの収納できる場所が少ない
オデッセイハイブリッドは収納するスペースが少ないなって思います。
advanceパッケージだと、センターコンソールボックスがないので、収納するのはグローブボックスがほぼ。
で、車検証とか取説とかをグローブボックスに入れると、ほぼものが入りません…。これは、前に乗っていたFIT2よりも収納場所は少ないです。
子どもがいると、ティッシュペーパーのボックスを置いて置きたいんですが、置き場所がなくて困るほど。
もう少しだけ、収納できる場所があると嬉しいなって思います。
今回はオデッセイハイブリッドの欠点を書いてみました。
ただ、オデッセイハイブリッドが悪い車というわけではありませんよ!悪いところ以上にいいところもたくさんあるので、オデッセイハイブリッドを買ってよかったと思ってます!