先日You Tubeの動画検証のためにフロントグリルをラップで隠して、ラジエターに走行風が当たらいないようにして燃費がよくなるか実験をしました。

結果は気温2℃ぐらいの状態でも燃費を向上させることができました。

走り方によっては違う結果になることもありますが、普段と同じように走って燃費の向上がみられたのでフロントグリルを隠す一定の効果はあります。

ただ、ラジエターに風を当てないリスクも同様にあります。

気温が0℃付近であれば、山道の上りが多少続いても水温は90℃付近で止まってくれます。

ただ、フロントグリルを隠さなければ90℃まで上がることは冬場ではなかなかありません。

少し上り坂が続くだけで水温が90℃まで上昇するというのはやっぱりリスキー。OBD接続をして常に水温の管理をしておかないとオーバーヒートの可能性も考えられます。

下の動画の実験の後も引き続きフロントグリル隠しを続けていました。

もう一度気温が下がったときに暖房をつけた状態で山道を下ってみて、暖房の効き、燃費を調べようと思ったからです。

でもその後気温が上がることが多く8℃以上の状態が続いていたので、暖房の効きの検証をするには気温が高すぎるため、撮影はせずに気温が下がる機会を伺っていたんですが、

昼間の気温が10℃を超えてくると水温がかなり上昇しました。

上りが続く新興住宅地がある山手の方を走っていると水温の方が99℃まで上昇。下がりません…。

上りの後に下りがあるというルートだったのでまだマシですが、下がっても90℃前半という状態が続きました。

そして、これは暖房をつけて室内に排熱している状態でこれだったので、気温が上昇するとフロントグリル隠しはやっぱり危険です…。

燃費は向上してもオーバーヒートするリスクがあるためちょっとの期間でも暖かくなるときがあると危険ですね^^;わかってはいましたが。

フロントグリル隠しを続けてみて実用的に使えそうだったら冬の寒い時期だけでもやり続けてみようと思いましたが断念です。

気温が常に0℃付近にあって街乗り中心であれば効果は高そうなんですけど。

高速道路走ったり、山道をのぼるのなら実験でしか使うことができません。やっぱりメーカー純正のグリルシャッターが必要ということになりますね。

オデッセイクラスのハイブリッド車だったらやっぱりグリルシャッターは標準装備にしてほしいですね。