滋賀・東近江の魅力満喫!あいとうマーガレットステーションで過ごす癒し旅

滋賀県東近江市の「あいとうマーガレットステーション」は、名神高速八日市インターから車で約7分、国道307号線沿いに位置する道の駅です。周囲には田園風景が広がり、四季折々の花々が彩りを添えています。

春には菜の花、夏にはラベンダー、秋にはコスモスが咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませます。

敷地内には、地元産の新鮮な農産物を販売する「あいとう直売館」や、手作りジェラートや焼菓子を提供する「Rapty」、フラワーアレンジメント体験ができる「花工房ミモザ」など、多彩な施設が揃っています。また、地元食材を使った料理を楽しめるレストランもあり、訪れる人々に癒しの時間を提供しています。

目次

道の駅東近江市あいとうマーガレットステーションのグルメ・特産品情報

ラプティのジェラート

あいとうマーガレットステーション内の人気スイーツショップ「ラプティ」では、地元・田中牧場の搾りたて牛乳と新鮮な地場産素材をふんだんに使った手作りジェラートが提供されています。田中牧場の牛乳は低温殺菌によって風味を壊さず、コク深くやさしい甘みが特徴。そのミルクをベースに、季節の果物や野菜、ハーブなどが丁寧に練り込まれ、素材本来の味と香りを引き出しています。

春には桜の花びらと小豆をあわせた「桜あずき」、夏は道の駅周辺で栽培されたラベンダーの花を使った「ラベンダー」、秋は濃厚な栗の風味を楽しめる「モンブラン」など、旬の味わいが季節ごとにラインナップされます。ラプティのジェラートはすべて店内の専用工房で毎朝手作りされており、保存料や着色料を使用しない無添加製法。滑らかな口当たりと素材のピュアな風味は、まさに五感で楽しむ贅沢な一品です。

また、提供されるカップやコーンも環境に配慮した素材を使用しており、地元と自然への思いやりが随所に感じられるのも魅力です。

近江牛岡喜のハンバーグ定食

「あいとうマーガレットステーション」に併設された「近江牛 岡喜(おかき)」は、明治29年創業の老舗精肉店が手がける近江牛専門の飲食店です。その看板メニューであるハンバーグ定食は、選び抜かれた近江牛100%を使用し、肉そのものの風味とジューシーな肉汁が際立つ逸品です。

近江牛は、日本三大和牛のひとつに数えられ、脂の融点が低く、口に入れた瞬間にとろけるような食感と上品な甘みが特徴です。岡喜では、自社で肥育から加工まで一貫管理された個体識別番号付きの牛肉を使用し、品質の高さと安心感を両立。ハンバーグも粗挽きの肉を絶妙な火加減で焼き上げ、ふっくらとした食感の中に凝縮された旨味があふれます。

ソースは王道のデミグラスをはじめ、チーズソースやおろしポン酢など数種類が用意されており、季節限定のアレンジメニューも人気です。レストランの窓からは四季折々の花畑が広がり、春には菜の花、夏はラベンダー、秋にはコスモスが咲き誇る風景とともに、滋賀の豊かな自然と味覚を同時に楽しめる、贅沢なランチタイムが待っています。

あいとう温室メロン(季節限定)

「あいとう温室メロン」は、滋賀県東近江市のあいとう地域で大切に育てられる高糖度の温室メロンです。例年4月下旬から7月上旬にかけて出荷され、特にゴールデンウィーク以降にピークを迎えます。ハウス内で一株一果で丁寧に管理されることで、糖度14度以上、場合によっては16度に達する極めて高品質な果実が実ります。

栽培にあたっては、昼夜の温度差を活かすことで甘みを凝縮し、果肉はきめ細かくとろけるような舌触りに。収穫のタイミングや水管理にも細心の注意が払われており、見た目の網目模様も美しく整った外観は贈答用としても高い評価を受けています。

生産量が限られているため、販売は「あいとう直売館」など地元の限られた施設での取り扱いに限定されており、午前中に完売することも珍しくありません。その希少性と味わいの高さから、“幻のメロン”とも称される存在です。

菜ばかり(菜種油)

「あいとうエコプラザ菜の花館」で生産される「菜ばかり」は、地域資源を活かした循環型社会づくりの象徴とも言える商品です。この菜種油は、東近江市周辺で栽培された菜の花から採れた種子を使用し、薬品などの化学的処理を加えない昔ながらの圧搾法によって丁寧に抽出されています。脱臭・脱色を行わないため、黄金色の油には菜の花本来の甘くやさしい香りと、ほんのりとした苦味、まろやかなコクが感じられます。

さらに特徴的なのは、原料となる菜の花の栽培が、休耕田の活用や景観保全にもつながっている点です。春には黄色い花が一面に咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませながら、持続可能な農業と地域活性化に寄与しています。「菜ばかり」は単なる食用油にとどまらず、地域の思いと循環型社会の理念を詰め込んだ一本として、多くの人々に支持されています。

政所茶(地元産のお茶)

東近江市永源寺地区に伝わる「政所茶(まんどころちゃ)」は、滋賀県唯一の在来茶であり、日本最古の茶産地のひとつとされる歴史を持ちます。その起源は奈良時代にまで遡り、比叡山の僧侶が茶の栽培を広めたことに由来すると伝えられています。標高300〜500mの山間地で自然栽培に近い形で育てられる政所茶は、力強い香りと深い渋み、まろやかな甘みが特徴。手摘み・手揉みによる製法が守られ、収量の少なさから“幻の茶”とも称されます。

最近では、政所茶を使用した「大凧そば茶」や、そのまま食べられる「食べる政所茶」などの加工商品も登場し、若い世代にも親しまれています。こうした茶文化の継承と発信の場として、あいとうマーガレットステーション内の直売所でも通年取り扱われています。


地元の素材を活かしたグルメが豊富に揃う「あいとうマーガレットステーション」。訪れるたびに新しい味との出会いがあり、食の魅力を存分に楽しめる道の駅です。

道の駅東近江市あいとうマーガレットステーション周辺の観光情報

永源寺(えいげんじ)(車で約20分)

臨済宗永源寺派の大本山である永源寺は、貞和4年(1348年)、近江守護の佐々木氏頼の帰依を受けた寂室元光(じゃくしつげんこう)禅師により開山されました。鈴鹿山系の深い山間にひっそりと佇むこの寺院は、開山以来670年以上の歴史を誇り、禅宗の厳かな修行道場として今もなお信仰を集めています。

秋には境内全体が約1000本のモミジで鮮やかに染まり、紅葉の名所として全国から多くの参拝者が訪れます。山門から本堂へ続く石段の参道には、苔むした石垣と色づいた落葉が織りなす風景が広がり、訪れる人々を幻想的な世界へといざないます。

また、本堂・開山堂・庫裏(くり)などの歴史的建造物が整然と配置されており、建築様式からも禅の精神が感じられます。静寂の中に漂う香煙と、木々のざわめきだけが響く境内は、四季折々に違った表情を見せ、心を整えるひとときを提供してくれます。

百済寺(ひゃくさいじ)(車で約15分)

湖東三山の一つに数えられる天台宗の古刹・百済寺は、推古天皇14年(606年)、聖徳太子の勅願によって創建されたと伝えられる、近江屈指の名刹です。山号を釈迦山といい、かつては僧坊千坊を数えた壮大な伽藍を擁していましたが、度重なる火災と戦火により幾度も焼失。その度に再建を重ね、現在も往時の面影を色濃く残しています。

特に紅葉の時期には、参道や本堂周辺のカエデやイチョウが一斉に色づき、境内全体が赤や黄に染まる幻想的な風景が広がります。杉やヒノキに囲まれた参道の石段を一歩一歩登るごとに、木々の香りと風の音に包まれ、日常の喧騒から解き放たれていくような感覚に誘われます。

本堂に安置された御本尊・十一面観世音菩薩は秘仏とされ、特別拝観の際にのみその尊容を拝むことができます。さらに、書院庭園「喜見院庭園」や百済寺城跡など、文化的・歴史的にも見どころが多く、静寂と荘厳さを兼ね備えたこの寺は、訪れる人に深い感動と癒しを与えてくれます。

ラ コリーナ近江八幡(車で約30分)

近江八幡市の自然に囲まれた地に広がる「ラ コリーナ近江八幡」は、和菓子の老舗「たねや」グループが展開する体験型のスイーツ複合施設です。設計は建築家・藤森照信氏が手がけたもので、草屋根に覆われた本館は自然との共生をテーマにしたランドマークとして広く知られています。屋根一面を緑で覆うその姿は四季とともに表情を変え、訪れる人々に印象深い景観体験を提供します。

施設内では、銘菓「たねや」の和菓子や、人気洋菓子ブランド「クラブハリエ」の焼きたてバームクーヘンが楽しめます。特に、工房一体型の「バームファクトリー」では、目の前でバームクーヘンが焼き上がる様子をガラス越しに眺めながら、出来たての香ばしい味をその場で味わえるのが醍醐味です。

また、敷地内には田んぼや小川が配置され、自然の風景と建築が一体化した空間設計が随所に見られます。ショップやカフェだけでなく、食文化や農のあり方に触れられる展示・体験スペースもあり、訪問者は“食べる”だけではなく“感じる”時間を過ごすことができます。非日常を感じる穏やかなひとときが流れる場所として、幅広い世代から支持を集めています。

ブルーメの丘(車で約25分)

滋賀県日野町にある「ブルーメの丘」は、ドイツの農村をモチーフにした体験型農業公園で、甲賀・日野エリアの自然に囲まれた広大な敷地に四季折々の花々や動物たち、グルメ体験が揃う観光施設です。「ブルーメ(Blume)」とはドイツ語で「花」を意味し、その名のとおり春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋にはコスモスと、一年を通して色鮮やかな花が訪れる人を迎えてくれます。

園内には羊やアルパカ、ウサギなどの動物と触れ合える牧場エリアがあり、エサやり体験や乗馬体験も楽しめます。また、バターやソーセージづくり、パン焼きなどの食育体験教室も人気で、子どもから大人まで幅広い世代に学びと遊びを提供する場として親しまれています。

グルメ面でも、地元食材を活かしたレストランやBBQコーナー、ソーセージ専門店「ヴルスト」などが並び、特に手作りソーセージはジューシーで香り高く、訪れたら一度は味わいたい名物です。さらに、季節ごとのイベントやドイツ文化にちなんだフェアも随時開催され、訪れるたびに新しい発見があります。

自然と農、食、文化が融合したこの施設は、一日ゆったりと過ごせる癒しと学びの空間として、家族連れやカップルに絶大な人気を誇ります。

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)(車で約30分)

滋賀県近江八幡市の中心部に鎮座する日牟禮八幡宮は、創建は不詳ながら、平安時代にはすでに存在していたとされる由緒ある神社で、地元では「八幡さま」として親しまれています。ご祭神には誉田別命(応神天皇)を祀り、商売繁盛・厄除け・開運招福の御利益があるとされ、近江商人の守護神として長く信仰を集めてきました。

境内には国の登録有形文化財に指定されている楼門や本殿、拝殿があり、戦国時代には豊臣秀次によって再興された歴史も残ります。また、八幡堀沿いには江戸時代の町屋や土蔵が残り、近江八幡の風情ある町並みと調和した美しい景観が魅力です。

年中行事も多彩で、春の「左義長まつり」では巨大な松明を燃やす勇壮な火祭りが行われ、夏の「八幡まつり」、秋の「日牟禮八幡宮例祭」など、四季を通して地域の精神文化の核となっています。神社周辺にはクラブハリエの和洋菓子店や、八幡堀の遊覧船、日牟禮ヴィレッジといった観光施設も充実し、歴史と現代が融合した癒しの空間となっています。


道の駅から車で30分以内に広がる東近江の観光地は、自然・歴史・グルメが揃う魅力的な旅の舞台です。季節ごとの彩りに包まれながら、豊かな時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

滋賀県東近江市(あいとうマーガレットステーション)周辺の宿泊施設情報

「道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション」周辺には、自然や温泉、地元食材を活かした料理を楽しめる宿泊施設が点在しています。以下に、楽天トラベルで高評価を得ている宿を厳選してご紹介します。

永源寺温泉 八風の湯 宿「八風別館」

  • 最安料金:10,000円〜(税込)
  • 口コミ評価:4.24(2025年3月時点)
  • おすすめターゲット:カップル/記念日/温泉好き
  • 施設の特徴
    全16室の落ち着いた和風旅館で、各部屋からは四季折々の自然が楽しめます。館内には露天風呂やサウナを備えた大浴場があり、天然温泉で日頃の疲れを癒せます。地元食材をふんだんに使った会席料理は、季節感あふれる味わいで、特別な日の宿泊にも最適です。

八日市ロイヤルホテル

  • 最安料金:7,000円〜(税込)
  • 口コミ評価:3.80(2025年3月時点)
  • おすすめターゲット:ビジネス/一人旅/観光拠点
  • 施設の特徴
    八日市駅から徒歩圏内に位置し、ビジネスや観光の拠点として便利なホテルです。シンプルながら清潔感のある客室は、快適な滞在をサポートします。朝食バイキングでは、和洋折衷のメニューが揃い、一日の始まりをしっかりサポートしてくれます。

クレフィール湖東

  • 最安料金:7,300円〜(税込)
  • 口コミ評価:4.13(2025年3月時点)
  • おすすめターゲット:家族旅行/ドライブ旅/温泉好き
  • 施設の特徴
    湖東三山スマートICから車で約5分とアクセス良好な宿泊施設です。館内には露天風呂付きの大浴場があり、旅の疲れを癒せます。レストランでは、地元食材を活かした料理が楽しめ、家族連れにも人気の宿です。

ほんまちホテル

  • 最安料金:8,800円〜(税込)
  • 口コミ評価:5.00(2025年3月時点)
  • おすすめターゲット:カップル/女子旅/デザイン重視
  • 施設の特徴
    八日市駅から徒歩約5分の場所に位置するブティックホテルです。歴史ある本町商店街の雰囲気を取り入れたデザインが特徴で、館内はスタイリッシュながらも落ち着いた空間が広がります。周辺の散策にも便利な立地で、観光と合わせて楽しめます。

ビジネスグリーンホテル日野

  • 最安料金:3,900円〜(税込)
  • 口コミ評価:3.60(2025年3月時点)
  • おすすめターゲット:ビジネス/一人旅/コスパ重視
  • 施設の特徴
    近江鉄道・日野駅から車で約5分の場所にあるビジネスホテルです。シンプルで機能的な客室は、出張や一人旅に最適。リーズナブルな価格帯ながら、快適な滞在が可能です。

これらの宿泊施設は、「道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション」から車で30分圏内に位置しており、観光やドライブの拠点として最適です。自然豊かな東近江の旅を、心地よい宿で締めくくってみてはいかがでしょうか。

道の駅東近江市あいとうマーガレットステーションの基本情報

  • 正式名称:道の駅 東近江市あいとうマーガレットステーション
  • 住所:〒527-0162 滋賀県東近江市妹町184番地1
  • 電話番号:0749-46-1110
  • 営業時間
    • あいとう直売館:9:00~17:00(5月~11月末は無休)
    • Rapty(ラプティ):10:00~16:30
    • 田園生活館:9:00~17:30
    • 近江牛 岡喜レストラン:11:00~15:00(ラストオーダー14:45)
    • ムラサキ(そば・うどん):11:00~15:00(ラストオーダー14:00)
    • 花工房ミモザ:9:00~17:30(体験教室は土日祝のみ9:30~15:30)
  • 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)
    • あいとう直売館は5月~11月末まで無休
    • 年末年始(12月31日~1月3日)は休館
  • アクセス
    • :名神高速道路八日市ICより約4.5km(約7分)
    • 公共交通:近江鉄道八日市駅下車後、ちょこっとバス(愛東線)で約20分、「マーガレットステーション」または「愛東支所」下車すぐ
  • 駐車場:194台(大型車11台、普通車183台)
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この記事を書いた人

現在乗っている車はオデッセイハイブリッドとS660。車好き・旅好き・道の駅好き。道の駅やドライブコースの紹介。便利だったカー用品など紹介しています。

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