オデッセイハイブリッドに搭載されているSPORT HYBRID i-MMDにはEVモードがあり、それぞれの車にEVスイッチが搭載されています。
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にもEVスイッチが搭載されていて、バッテリーの状態によりますがEV走行をすることができます。
オデッセイハイブリッドのEVモードはプラグインハイブリッドとは異なり、走行用のモーターを動かすためのバッテリーの容量はそれほど多くなくEVモードで走ることができる距離は僅かです。
なので、EVとして長距離走ることはできないわけですが、どれぐらいの距離をオデッセイハイブリッドがEVで走ることができるのか気になるところ。
オデッセイハイブリッドに乗ってなるべく満充電に近づけてからEVスイッチをONにして、EVモードで走行してみました。
オデッセイハイブリッドのEVモードでどれぐらいの距離が走行できたか
オデッセイハイブリッドのEVモードでの走行結果は動画も作りました。ブログの最後に載せておきますのでよかったら御覧ください。
EVスイッチをONにしてEVモードで走るためにはまずしっかりとバッテリーに充電をすることが必要です。
バッテリーに充電するためには、長い山道を下る必要があるんですが、今回実験で使った山道では下っても満充電まではいきませんでした。
なので、満充電マークから-2メモリ状態で平坦に近い道に差し掛かってからEVモードをONにしました。
EVモードで走る道は、気持ち下りの郊外の道路です。信号は何か所かありますが、今回の走行では運良くほとんど止まりませんでした。
マルチインフォメーションディスプレイのモニターでは満充電から-2メモリでEVだけで走ることができた距離は2.7kmでした。
クラリティPHEVが走行距離100kmぐらい走るので、PHEVと比べたら全然走りませんね。
EVスイッチONのEVモードはおまけぐらいに考えておいたほうがいい
オデッセイハイブリッドのEVモードはEVで走行できるけど、走行できる距離は限られれているということです。
上り坂とか信号が多いなど道の状況によってはEVモードで2.7kmも走らないと思います。
あくまでもEVはおまけなのですが、使い方によってはEVスイッチがあることの恩恵を受けることができます。
EVスイッチを積極的に使ったらいい状況ってどんなとき
住宅街を静かに走りたいとき
これは、オデッセイハイブリッドのカタログなどにも書いていますが、住宅街を早朝・深夜に走るとき少しでも静かに走りたいときはEVスイッチをONにするとかなり静かに走れます。
ただ、寒い朝だと充電があってもEVモードにならないことがあります。
燃費を少しでも向上させて走りたい時
山道を走行中長い下りが続くと、走行用のバッテリーは満充電に意外とすぐになってしまいます。
バッテリーが満タンになると回生ブレーキも弱くなり、エンジンがかかり、瞬間燃費計をみると大幅に燃費が悪化します。
なので、長い下り坂が続く前にEVスイッチをONにしておいてなるべく走行用バッテリーの充電を減らしておくだけでも少しですが、燃費の向上に繋がります。
また、回生ブレーキもしっかり効かせて走ることができる距離が伸びるので、長い下りの前にはEVモードで充電を減らしておくと良いです。
実際にオデッセイハイブリッドEVスイッチをオンにして走行した動画
オデッセイハイブリッドでEVスイッチをONにして走った状態がどんな状態だったのが動画を見て頂けるとわかりやすいと思います。
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オデッセイハイブリッドのEVモードは期待しすぎると、あまり使えないって感じるかもしれませんが、うまくEVスイッチをONにすることで燃費の向上にも役立ちます。