S660のαとモデューロXにはクルーズコントロールが標準装備されています。
アダプティブクルーズコントロールではありません。ただのクルーズコントロールです。
S660についているクルーズコントロールはアダプティブクルーズコントロールのように前車を追従して走るような機能はありません。
30~100km/hの間で走りたい速度を設定しておくと、設定した速度で走り続けてくれます。
前に車がつまっていたら自分でブレーキ踏んで減速しないとだめなんですね。
こんなS660のクルーズコントロールを実際に使ってみて便利がいいのか、それとも必要がないのか書いていきます。
空いている高速道路でアクセスコントロールしてくれるのはラク
S660のクルーズコントロールは追従はしてくれないので、速度コントロールは自分でしないとダメなので、
混雑している道路とか、車の台数が多い道路では使うことができない、もしくは使いづらいです。
渋滞している所では使うことはできません。
渋滞追従機能付きのACCと比べると機能的にはかなり劣りますが、クルーズコントロールはついているとラクなのは間違いありません。
特に高速道路をよく利用するのであればクルーズコントロールは運転の疲労を軽減させてくれるのは間違いありません。
空いている高速道路であれば、80km/h~100km/hの間で設定しておけばアクセルから足を離すことができます。
アクセルから足を離しても定速で走ってくれるだけでも、疲労感は違います。
速度コントロールしているのはかなり疲れるんだなっていうのは実感できます。
ずーっとアクセルを踏んでいるとたまにはアクセルから足を離して膝を曲げたり伸ばしたりしたくなります。
アクセルから足を離して姿勢を変えることで体は少しラクになるんですね。
特のS660の場合は視点が低く、ヒップポイントも低いので長時間同じ姿勢になりがち。
いくらシートが体に馴染んでいても、体を動かせない状態が続くと辛いです。
アクセルから足を離して、足を曲げ伸ばしとか、両足を曲げた姿勢でちょっと腰を動かして上げるだけでも体がラクになります。
長距離高速道路に乗るのであれば、クルーズコントロールは役に立ってくれると思います。
S660で走る環境が混雑ばかりだと…。
混雑するところを多く走ったり、高速道路をあまり走らないのであればクルーズコントロールは必要ないと思います。
クルーズコントロールを使いやすいのは高速道路でも郊外で、都市部で交通量の多いところを走るのであれば、
クルーズコントロールの出番が少ないと思います。
それだとクルーズコントロールのためにαを選ぶ必要はないと思います。
MTでもクルーズコントロールを使うことができるのがいい
S660のクルーズコントロールはCVT車だけではなくMT車にもついています。
MTでもクルーズコントロールを使うことができるのがすごく素敵です。
もちろんクルーズコントロールを使用中でもシフトチェンジをすることができます。
ギア比があっていないって感じた場合はシフトアップもシフトダウンもできます。
100km/hで6速走行していたら、シフトチェンジをしなくても大丈夫だとは思いますが…。
クルーズコントロール使用中にクラッチを切ってもエンジンが吹け上がるなんと事はなく、
おそらくですが、シフトチェンジ中はクルーズコントロールが一時的に作動シていない状態になっています。
シフトチェンジを終えた後、設定した速度まで自動的に加速してくれます。
僕はS660で高速道路を頻繁に走る機会はありませんが、クルーズコントロールはついててよかったなと思います。
1時間程度高速乗った時にクルーズコントロールを使ってアクセルから足を解放すると体が休まったので。
S660でクルーズコントロールは必要とまでは思いませんがあると便利がいいです。