ホンダは2040年を目標に全車を電気自動と燃料電池車にするということを掲げているということです。
高回転エンジンが気持ちいいホンダ。エンジンのホンダと言うイメージから今でも少しずつ変化してますがこれが時代の流れなのかなと思いますが、かなり寂しいですよね…。
ホンダのハイブリッド車もいい走りをするものが多いので、電動化するからダメになる…とか電動化が悪いとかそんなことは思いませんが、ガソリン車を完全になくしてしまうことって本当に意味があるのかなって思ってしまいます。
あくまでも2021年脳で考えた話なので、将来的に技術革新が起きて今とは全然違う世界にはなっているのだとおもうのですが、エンジン車をなくすことになんの意味があるのかあまりわかりません。
EVの航続距離&価格&充電時間問題
EVが当たり前に誰でも使いやすい!って思えるなら航続距離とか価格とか充電時間の問題を解決しないと絶対に難しいと思います。
500km航続距離があったとしても充電時間が何時間もかかる…80%まで30分かかるとかでは僕はお話にならないと思っています。
ガソリン車だったら5分以内で済むところが30分もかかるって…。30分の間でゆっくりと観光したらいいよ~とか高速道路だったらパーキンエリアを楽しんでね~ってなるかもしれないですけど…
いやいや…そんなのいいから早く満充電にしてとしか思えません。EVが増えてきて先客がたくさんいれば、充電器を使うまでの待ち時間も加算されるので、面倒極まりない…。
今みたいにEVの車の数が少なければいいですが、車の台数が増えてきて、インフラ整備がすすんだとしても、このような状況はありえますからね。下手したら、充電するだけでも1時間近い時間を取られるって…。終わってる。
せっかちな僕には全く向きません。
EV車独特の加速感・静粛性など素晴らしい部分がたくさんあるのはわかります。EVにはEVの良さがあります。でも、万人受けするにはバッテリー革命が絶対に必要だと思います。
航続距離を増やすためにバッテリー積載量を増やして、価格が上がり、重量が上がり、っていうのは効率が悪すぎます。
充電が重なってしまうと、発電所に負担がかかる…?
気温の上昇とか、気温が低下して電気の需要が極端にましたとき、EVの日中の充電をできるかぎり控えてくださいみたいなことがありましたよね。
今の少ないEVの台数ですら一般の電気需要が増えると車の充電に回すのがしんどい状態になってるっていう事実があるわけですよね。
EVの台数が増えたらどうするの?
それに日本の発電は火力発電に頼っていることが多いので、結局のところ化石燃料消費してるやん…としか思えないんですよね。
ハイブリッド車はエンジン積んでガソリンを消費しながら発電をしている。火力発電は化石燃料を燃やして蒸気でタービンを回して発電しているわけでなのでハイブリッド車と何が違うの?ってすごく疑問。
充電するために結局火力発電で化石燃料を使ってるやん。それって意味あるの?そう考えたらハイブリッド車の方が効率が良さそうな気がするけど…。
EVが主流になろうと思ったらバッテリー革命がおこらないと厳しいんじゃないでしょうか…。
5分以内に充電ができて、安全で、価格が安くて、発電所に負担をかけない。なんだったら太陽光でも走りながら満充電にできるぐらいの発電性能がある車とかを作らないとダメな気がします。
でもホンダの社長がEVシフトをいうぐらいなので、そいうことができる目処が立っているっていうことなんでしょうね。
ガソリン車は残しておいてほしいな。
車の電動化は避けては通れないのはわかるんですが、一部エンジン車は残して置いてほしいなって思います。
ホンダのエンジンは素晴らしいと思いますし、エンジン音と共に走る車の感覚もやっぱり車に乗ってる!って思ってしまうんですよね。
バッテリー革命とモーター革命が起こって軽自動車サイズでも価格的にも走行距離的にも、EV化ができる時代になっているのかもしれませんが、ほんの僅かな車種でもガソリン車が残っているとうれしいです。
まぁこれはおっさんの発想、化石燃料…いや化石の頭の考え方なのかもしれませんけどね。