今年はスタッドレスタイヤを買い替えるつもりでいたのですが…。暖冬ということもありタイヤを買い替えるタイミングを逃してしまったので7年目に突入することになってしまいました。

降雪量が多いところに行く予定も今年はなかったのでもう1年だけ使ってみることにしました。

もちろんスタッドレスタイヤと機能するだけの溝は残っています。

兵庫県の北部にある温泉に行ったときに雪道を走ることになった

兵庫県の北部も冬場は積雪がありスタッドレスタイヤ必ず装着状態で行くべき場所。

兵庫県の中でも竹田城跡などでも有名な朝来市にある黒川温泉という場所にでかけたときのことです。

寒波が来て前日・前々日ぐらいに雪が降っていたのは知っていたのですが、どうしても黒川温泉に行ってみたくなり、行ってみることに。

高速道路や国道などは雪は完全にない状態だったのですが、山間部に入るとやっぱり雪が残っていますね。道路全面に雪が残っているという感じではなかったのですが、道路端には少し残っている感じ。

退避所のような場所にはたくさんの雪が残っていたので試しに雪の中に入ってブレーキを踏んでみたら…ゴゴゴゴゴ…やっぱりABSは想像より早く効きましたが車はちゃんと止まります。

制動距離は伸びているのは確実なので早めにブレーキを踏むことと走行は普段よりもさらに慎重に…という感じで走れば大丈夫そうな感じでした。

もちろんタイヤチェーンやその他雪の中で必要になりそうな装備は携行しています。

温泉の帰りの峠道(下り)が凍っていた

黒川温泉を満喫した後に兵庫県の朝来から青垣という場所に抜ける峠道があるのですがこの峠道が酷道です…。ただこの道を通ると40分以上の時間短縮をすることができるので、避けていたのですが通ってみることに。

交通量が少なく積極的な除雪がされていないとうこともあり、途中は完全な雪道。圧雪というよりかは積もった雪が時間経過でちょっと凍っているというような道。

なるべくゆっくり行きましたが、7年目のスタッドレスタイヤはやっぱり滑り気味になります。

カーブを曲がるときもしっかりと曲がってくれているけどイメージよりわずかに外にふくらむ感じがします。これが7年目のスタッドレスタイヤなんだと実感をします。

そして凍結をしている山道の下り、ブレーキを少し踏むだけでABSが作動して止まりはするけど制動距離が伸びるというところ。車一台がギリギリ通れる峠道なので徐行状態で進んでいきます。

徐行状態で進めば大丈夫なのですが、下り坂で速度が上がってしまうと対向車が来たときに止まれないということにもなりかねないので、速度コントロールは慎重に。

ゆっくり走れば問題なく峠道を下ることはできましたが、僕の個人的な感覚としては8年目はないなというところですね。

ゆっくり峠道を下ることはできても峠の上りで最後まで登りきることができるのかが不安ですし、ほとんどが乾燥している道をはしっていたらタイヤの溝的にも8年目は厳しそうだなと思うので。

スタッドレスタイヤの保存の状態などによってタイヤの性能劣化がどれぐらいなのか変わってくると思いますが、VRX2で8年目を使おうとは思いませんでした。6年目までは安心感があったんですけどね。7年目はタイヤの性能が急に落ちたという感じがしました。

来年はスタッドレスタイヤを買い替えることにします。