オデッセイ最終形RC型は素晴らしい進化だ！走れるスライドドアミニバン｜ケンイチの車庫＠オデッセイハイブリッドが好きだ！

オデッセイは狭山工場閉鎖に伴い整理されるということでRC型の生産終了が決まってしまいました。

今後新しい形になるとか違う形でオデッセイのようなミニバンが発売されるとか色々な噂がありますが…RC型の生産は終了ということになりますね。

本当に素晴らしいホンダらしいミニバンだったのに残念でなりません。

RC型のオデッセイはミニバンの機能を充実させた走れるミニバン

RC型のオデッセイはこれまでのオデッセイの中でも全高が高くスライドドアを初搭載しました。そして、足回りもダブルウィッシュボーン式サスペンションは採用されなくなりました。

従来のオデッセイとは全然違った形のものとなってしまい…。RB型のオデッセイファンの人は離れてしまうということもあったのだと思います。

ただ…。RC型のオデッセイは素晴らしい進化だと思うんですよね。スライドドアがついても走れるミニバンというイメージは残したままの進化です。

スライドドアはミニバンだと必須の装備だと家族持ちだと思ってしまいます。スライドアで開口部が広いほうが隣の車に気を使わず荷物の積み下ろしも、人の乗り降りも楽ちんです。

子どもだとなにも気を使わずにドアを開けるなんていうこともあり後席に乗せてる時にはスライドドアだとその心配がないからありがたいです。

それに子どもが小さいときはチャイルドシートに乗せるのにドアがスライドしている方が楽です。ヒンジドアだと隣に気を使いながら子どもをチャイルドシートに乗せる…。窮屈な思いをして子どもを乗せるの嫌です。

子どもが小さいときはスライドドアの方がいいし、ミニバンにスライドドアは必要な装備だと感じています。

オデッセイといえば走れるミニバン。ミニバンながらに走りがいいというのがオデッセイの特徴です。オデッセイの全高は…

歴代のオデッセイをみても現行型の5代目オデッセイの全高が一番高いです。だから走りのイメージよりもミニバンのイメージが強くなってしまいました。

ただ5代目になっても他のミニバンと比べても全高は低いですし、スタイリングもガッツリとしたミニバンという見た目ではありません。

オデッセイを見ていると走りのミニバンのイメージはまだまだ残っていると感じています。

オデッセイはスライドドアを装備しているミニバンの中での全高は最も低いものの一つでやっぱり走りはいいんです。重量も増えているので重たく感じるところもありますがよく走ります。

カーブを曲がる時にロールが強くて…みたいなこともないですし（ミニバンとして）安心して山道を駆け抜けることができるミニバンです。

みんなで乗っても楽しい！1人で乗っても楽しい！そんなミニバンです。

全高が高くなったとはいえ、他のミニバンと比べると低いので室内が狭いと感じるかもしれませんが、乗ってみると意外と広いです。例えばアルファードの室内高は1400mmですがオデッセイの室内高は1325mm確保されてます。

乗ってみると意外と広いんです。アルファードと比べて全高は20cmも違うのに室内高は10cm以下です。

オデッセイの床下を薄くすることで床を下げて室内空間を広く保っています。だから全高が低い分走りはいいし、室内空間もミニバンとしては十分な広さが確保されています。

さらに低床なので乗り降りもしやすく低床のメリットはものすごくあります。

オデッセイの3列目は床下に完全に収まってフラットなスペースが出来上がります。

ミニバンをかってもフル乗車する機会がなかなかなくても3列目を収納しておけばものすごく広いラゲッジスペースができるし、フル乗車しなくてもミニバンはあり。

3列目シートをサイドに跳ね上げるタイプだと左右のスペースが座席で奪われてしまいますが、オデッセイは床下に入るのでフラット空間で荷物が積みやすいし、どこかにでかけたときのちょっとした休憩のスペースとしても使いやすいです。こういうところもオデッセイのいいところです。

5代目になってオデッセイのイメージは大きく変わりましたけど、スライドドアがついていても重量が増しても、全高が上がっても先代までのオデッセイには及ばなくても素晴らしい走りのミニバンです。

そしてミニバンとしての機能も充実しました。スライドドアがついたり室内空間がさらに広くなったり、セカンドシートは座り心地の素晴らしいプレミアムクレードルシートになったり。

ミニバンとしても書いやすくなってしかも走りもいいんだからオデッセイは正常進化なんだと感じています。

ホンダのMM思想に走りの楽しさを忘れない車を作るっていうホンダらしいミニバンです。だから5代目オデッセイも歴史に残る素晴らしいミニバンだとおもうわけです。