CVTのパドルシフトはついている方がいいって思った話

N-BOXカスタムターボをEveryGoでレンタルして乗った時に初めてCVTのパドルシフトに触れました。

N-BOXのパドルシフトは擬似的に7段階に区切って変速をすることができるっていうものでした。

7段階にも分けてパドルでシフトチェンジをする必要あるの?って思っていましたが、これが実に良かったです。

パドルシフトがなんでそんなに良かったのか、思ったことを書いていきます。

山道を走るときにはパドルシフトマジでいい!CVT車には全部ついててもいいんじゃないのって思った

山道を走っていて、カーブの続く下り坂に差し掛かるとエンジンブレーキも使いますが、フットブレーキを使う機会もすごく増えてきます。

AT車の場合はOD(オーバードライブ)スイッチをOFFにしたり、セカンド・ローとギアを落とすことができます。

(最近の多段階のATに関しては運転したことがないからわかりませんが…)

CVT車の場合はDレンジの下にSもしくはLレンジしかついていません。

おおまかに2段階でしか、減速の割合が調整できないんですね…。

SレンジとかLレンジにするとエンジンブレーキがかかりすぎるし、Dレンジだとフットブレーキ主体になるというシチュエーションってあると思います。

フットブレーキを踏みまくっているとフェード現象とかベーパーロック現象に陥ってブレーキが効きにくくなったり、最悪ブレーキが効かなくなる可能性があります。

だから、長いくだりが続く山道はエンジンブレーキだよりでいきたいんです。

CVTが7段階に区切られると減速の割合が事細かく調整できる

そんなシーンで役に立ってくれるのがCVTのパドルシフト。

7段階って多すぎない?って最初は思いましたけど、そんなこと全然ありません。

エンジンブレーキの効き具合をきめ細かく調整できるのですごくラク。

山道を下るときはパドルシフトを操作してD2・D3を使うことでフットブレーキばかりに頼らずにラクに下れます。

下りはD2からD4を多く使いますが、7段階に大きく別れていることで、ほしいエンジンブレーキの強さで山道を下れます。

これは本当に素晴らしい機能だと思います。

N-BOXの場合はターボモデルにしかついてないけど、標準装備にしてもいいぐらい

N-BOXのパドルシフトはターボモデルにしかついていません。

パドルシフトはスポーティーに走るっていうよりかは、安全に走るためにも十分役立つものだとおもうので、標準装備にしてもいいんじゃないと思うぐらいです。

長い下り坂を安心して下ってこれるので運転の疲労感も違います。すごく楽です。

もちろん一般道でもパドルシフトは役に立つ

CVTのパドルシフトはもちろん一般道でも役に立ちます。

前方の車と自分の車の速度が合わなかったときにシフトダウンしたら、ブレーキを踏まなくても速度コントロールができます。(速度によりますが…)

長い下り坂を下るときにシフトダウンして速度調節。

前方の信号が赤のときでも、後ろの車との距離があれば、パドルシフトを使って減速ができます。

とにかく楽なんですよ。

スポーティーに走ろうとは思わなかったけど運転が楽になるのは間違いないパドルシフト

今回はN-BOXのCustomターボに乗ったので、そもそもガンガン走っていく車ではないですよね。

だからシフトを積極的に使ってカーブでアクセルを踏んで行くっていう走り方はしません。

(運転が下手なだけって話がありますが…。)

上りに関しては頑張ってアクセルを踏まなくてもそれなりに、上ってくれるからシフトダウンを意識的にする必要性は感じませんでした。

慣れてくると上りも楽しいのかもしれないですけどね^^;

スポーティーに走らなくてもパドルシフトは思ったエンジンブレーキを使いながら走ることができるのでラク。

CVTの車ならどの車もついていてもいいんじゃないの?って思えるぐらい素晴らしい装備でした。

パドルシフトがついているだけでもN-BOXの場合だとターボモデルを買う価値があるなって思いましたよ。